商品コード:1243-023b[PHILIPS] I.ヘブラー(pf) W.ロヴィツキ指揮ロンドンso. / モーツァルト:Pf協奏曲21番K.467, Pf協奏曲19番K.459
商品コード: 1243-023b
商品詳細:I.ヘブラーは1927年オーストリアに生れる(両親はポーランド人)。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でザウアーに、ジュネーブ音楽院でマガロフに、パリ音楽院でM.ロンに師事し、1952年第14回ジュネーブ国際ピアノ・コンクール優勝。'50年代後期からVOXに約6枚、FONTANAに2枚のモーツァルト・ピアノ協奏曲のLPを残した後、'60年代からモーツァルト・ピアノ協奏曲のステレオでの全曲録音に取り組んだ。12枚のLPに5番以降の23曲の協奏曲と2曲のロンドを完成。彼女のバランス感覚と柔らかな音色は、これからも評価され続けるだろう。この2曲入りは、オランダでは1968年頃802 879 LYで初リリースされた。しかしフランスでは802 879 LYは発売されず、1970年頃6500 267で初リリースと分かった。逆にオランダでは仏番号の6500 267は存在しない。ヘブラーはPHILIPSで一人全集(ほぼ全集・1~4番は録音しないことが多い)を完成させた最初のピアニストとなった。多くの曲がVOX又はFONTANAに先行録音されたが21番はこれが初録音となる。19番はVOXとFONTANAに旧録音があり、これは3回目録音となる。一人のピアニストで全曲揃えるならヘブラーはお勧めできるが全て単売が初出となる。最後の録音が行われた年に箱入り全集が発売された。それなら格安且つ一つで揃うが、単売をコツコツ集めるのも愉しみの一つだろう。尚19/21番はオランダとフランスでは発売時期が2年ずれて番号も異なるという珍しいケースとなった。国によりこのような異なる発売のされた方は珍しくはない。2年程度のずれなので6500 267はフランスでのオリジナルとした。
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