商品コード:1245-037[ETERNA] H.ボンガルツ指揮ドレスデンpo. / ブラームス:管弦楽のためのセレナーデ1番Op.11
商品コード: 1245-037
商品詳細:1961年にモノラル820 209が発売されて、同年に旧デザインジャケ入りV字ステレオも発売された。1967年ステレオは825 209として黒/銀レーベルになり再リリース。'74年にブラームスEDに採用されEDとして新たなジャケットに入り再リリースされた。2番の録音もある。ハインツ・ボンガルツは1894年オランダの国境に近い独クレーフェルトに生まれ、ドレスデンpo.の首席を長い間務めた東独の重鎮だが、録音には恵まれず、メジャー曲の録音があまりない。その中でセレナーデの2曲は代表作だろう。ドレスデンpo.の自然体の鳴り方が素晴らしい。有機的で渋い。燻し銀と言われる音はこれのことである。ドレスデンsk.とも異なるこのオケもまたドレスデンの音!セレナーデ2番は同一オケで当初10"・720 155でモノラル発売→825 867→826 425(ED)と変遷し1974年EDで2枚が揃う。ドレスデン・フィルハーモニーo.は1870年創立された完全に民営の管弦楽団である。勿論ドレスデン市から補助など受けながら運営しているが、中世に宮廷楽団として始まったドレスデンsk.とは設立の意図が完全に異なる団体である。同じドレスデン市にあるので混同しがちだが、ドレスデンsk.が歌劇場を本拠とすることに対し、ドレスデン・フィルハーモニーo.は1987年より、ドレスデン文化宮殿をメイン会場として活動するコンサート用の団体である。歴代の指揮者として、パウル・ファン・ケンペン、ハインツ・ボンガルツ、クルト・マズア、ギュンター・ヘルビヒ、ヘルベルト・ケーゲル、ミシェル・プラッソン、マレク・ヤノフスキらがおり、2004年からラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスが首席指揮者兼芸術監督、2011年から2019年までミヒャエル・ザンデルリングが首席指揮者を務め、2019年からヤノフスキが再び首席指揮者に就任した。ケーゲルとのベートーヴェン交響曲全集もこのオケで録音、ザクセン州立図書館にアーカイヴされている。
ボンガルツの在庫一覧へ