商品コード:1250-050[Disques A Charlin] G.カルティニー指揮ジェラール・ルティニー室内o. J.P.ウスタシュ(fl) M.トーニュ, B.エスカヴィ, CL.ブルゴス, G.ロジェ(vc) / コレット:クリスマス協奏曲2番 他
商品コード: 1250-050
商品詳細:ミシェル・コレット( 1707- 1795)はフランス・ノルマンディーのルーアンに生まれた。父親のガスパール・コレットはオルガニストで作曲家だった。1737年頃から1780年まで、パリのイエズス会の大学でオルガニストを勤めた。1773年以前にイングランドに旅したことも知られている。1780年、アングレーム公爵にオルガニストとして仕え、15年後、87歳でパリで亡くなった。舞台のためのバレエ音楽とディヴェルティメントの中には、『Arlequin(アルルカン)』『Armide(アルミード)』『le Jugement de Midas(ミダスの審判)』『les Âges(時代)』『Nina(ニナ)』『Persée(ペルセウス)』といったものがあり代表的な作品である。多くの協奏曲を作った。シャルランが残した仕事の中でもマイナーなフランス作品に分類される。フランスの天才的エンジニア、アンドレ・シャルラン(1903-1983)。17歳頃から自身でアンプなども組み立て200以上の特許を取ってる。1930年代に入ると映画の音響技師として活躍、映画のカラー映像方式に関しても特許を取っている。また、第二次世界大戦中には、灯火管制中の暗闇で走る事を余儀なくされていた自転車用として、ダイナモも新開発した。1949年に映画関係事業をオランダのPHILIPSへ売却したシャルランが始めたのが音楽録音業である。シャルランの持つ特許を可能な限り駆使してLPを生産しようという、デュクレテ・トムソンを始めとする幾つかのレーベルの思惑もあったらしい。録音技師としてデュクレテ・トムソン、DFやVSMなどで名を上げた後の1962年には「シャンゼリゼ録音センター」を設立、自らのレーベル Edition André Charlin も立ち上げた。残念ながらこの事業は1970年代中頃までしか続かず、税金の滞納でマスター・テープなどを差し押さえられてしまったと伝えられる。シャルランは1983年に80歳亡くなってしまったが、版権はそのまま死去の直前に取り戻すことができ、今ではCDに焼き直されて世界で販売されている。高音質で知られたEdition André CharlinのCDは1枚あたり\11000という価格が付いている。果たして再版の極致であるCDにそれだけの価値があるのか疑問だがLPの価値は永遠だろう。ワンポイント録音は言葉では知っていても実際にLPで聴けばどういうものかすぐに体感できる。空間に包まれるような自然な音が何の抵抗感もなくすんなりと耳に取り込まれる。この感覚は聴いた人にしかわからないだろう。初期のシャルラン本人の録音と後の後輩技師たちによる録音は全く同じではないがワンポイント技法は同じである。この録音は彼が設立した「シャンゼリゼ録音センター」にてアンドレ・シャルランによる録音であると思われる。クリアーだがしっかりとした立体感があり、本当の意味で音楽的でありながら素晴らしい音質である。各楽器のリアルな響きが印象的でめの前で聴いてるような錯覚になる。フレンチバロックの神髄!
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