商品コード:1250-027[AMADEO] エーベルト・トリオ / ハイドン:PfトリオOp.75, モーツァルト:PfトリオK.254, シューベルト:ノットゥルノ 他
商品コード: 1250-027
商品詳細:エーベルト・トリオは正式にはウィーン・エーベルト・トリオで1948年から1990年までウィーンで活動していたピアノ・トリオである。ピアノ:ゲオルグ・エーベルト、Vn:ロッテ・エーベルト、Vc:ヴェオルフガング・エーベルトン3人兄弟による団体。ヴァイオリンはガイゲ・フオン・アントニウスとヒエロニウス・アマテイ(1915)の古楽器を用いる。チェロにはフランチェスコ・ルゲリ(1695)を使う。これは1950年代の後期頃の録音と思われる。1枚のLPにあまり録音されない短い時間のPfトリオ曲4つを収録。モーツァルトもPfトリオ1番とされるがモーツァルト自身は自筆譜にディヴェルティメントとした若書きの曲を選曲。先頭のハイドンOp.75は名曲である。B面はモーツァルトの最終楽章とシューベルトの2曲。シューベルトは生涯に4曲のPfトリオを書いたがよく知られるのは1番Op.99と2番Op.100で晩年の作品である。ここには滅多に演奏されることのない15歳で書いたPfトリオ変ロ長調D.28で「ソナタ楽章」と呼ばれる1楽章の作品。もう1曲は「ノットゥルノ」と呼ばれる、これも1楽章のアダージョで完全なシューベルトのピアノ・トリオ全集でもない限り録音されることのない短い曲が入る。ウィーン・エーベルト・トリオは兄弟のトリオだけあってアンサンブルは完璧であり、ウィーン風味のしっとりした音色も文句の付けようのないレベル。シニアの初期盤ファンにも喜んでもらえる、クオリティの高い録音。意外にも入荷は少ない。ステレオもあるようだがAMADEOのステレオは数年後に発売されること多い。これで十分に良い音質。
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