商品コード:1253-034nb[MELODIYA] R.ケレル(pf) / ショパン:24の前奏曲Op.28(全24曲), 前奏曲 嬰ハ短調Op.45

[ 1253-034nb ] Chopin, Rudolf Kerer – 24 Preludes Op. 28 / Prelude No. 25 In C Sharp Minor Op. 45


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商品コード: 1253-034nb

作品名:ショパン:24の前奏曲Op.28(全24曲)--1番~14番-- | --15番~24番, 前奏曲 嬰ハ短調Op.45
演奏者:R.ケレル(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:CM 02473
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 右上に軽度のシワあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連での第2版世代】---ピンク/黒SL内溝(シングルレター), 外周1.5cmの低い盛上りあり, CTEPEO ○○33, グルーヴガード厚手, ГОСТ 5289-73, TУ-なし, Repertoire group:Вторая гр, Price Code:1-20, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:33CM 02473 1-5/33CM 02474 4-1 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露語表記・国内仕様, 1970年代のスタンパーによる1975年頃製造分, プレ・メロディアレーベル存在せず, DLレーベル存在する, ГОСТがあればГОСТ 5289-68で最初(当盤ではない), 最古レーベル・最厚プレスではない, モノラル存在せず, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレスモスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作, 第2版世代, 2nd issue generation
ジャケット:【旧ソ連での第2版世代】---両面紙ペラ(モスクワ・アプレレフカ), 表記されたジャケット番号:33 CM 02473-74, Price Code:Цена 2 руб. 45 коп., (C)なし, 背文字:なし(国内仕様に多い), 露語表記・国内仕様, ジャケット裏年号:Apt.36-8 Зак.なし, 製作/印刷:Апрелевский Завод Грампластинок, 旧タイプがあると思われる, 第2版世代, original generation
トピックス:1971年旧ソ連でのステレオ録音, 録音詳細不明, 1971年MELODIYA:CM 02473(DLレーベル)にて初リリース, これは1975年頃製造のSL(シングルレター)レーベルの第2版盤が同じ頃製造の第2版世代ジャケットに入るケースで第2版, 過去DL(ダブルレター)レーベルのオリジナルは1度しか入荷がない, モスクワ音楽院教授によるお手本的な演奏, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ルドルフ・ケレル(1923年グルジア・トビリシの生まれ)。フリエール門下生の最古参でイグムノフ一派である。LPで19枚もの数を出したピアニストは多くない。この人は戦争で大切な時期を無駄にされた悲運のピアニスト。実力はLPの数が物語る。ショパンの前奏曲集などが有名。協奏曲も多い。しかし人気の点で比例しないのは何故だろう。宣伝なのでは?グルジアで1、2位を争う大物に間違いはない。人気とは所詮その程度なのだろう。スケールと繊細さを兼ね備えた逸材。ケレルはMELODIYAに19点ものLP録音を残した重要なピアニストである。共産主義体制だったソ連時代は録音の数で当局からどのように扱われていたかがわかる。ケレルは当局にとって重鎮クラスのピアニストだった。協奏曲録音が多いこともその証明になる。日本でケレルは存在すら知られていないが大部屋で知られるフリエールの教室では最も年長で、フリエールは1912年生まれなので11歳しか年が離れていない。その次が1928年生まれのダヴィトヴィチだった。つまりケレルはフリエールの一番弟子であり側近だったといえる。佐藤氏の著書によればモスクワ音楽院ではいかにベートーヴェンを攻略するかが最大のテーマだったらしい。ケレルもモスクワ音楽院教授となリ、その答えを録音という形で示したのだろう。教授らしく新人の若手のようなエキセントリックな解釈はしない。正当的に模範的な演奏ではある。しかしどこをとってもそこにはロシアピアニズムの精神が流れていて西側の大物ピアニストとは異なる腕前を披露している。ベートーヴェンを得意としたケレルのショパンは流石に余裕が感じられる。流れるような表現で若いピアニストとは明らかに異なる重鎮的なスタイル。端折ったような一筆書き的な演奏が板についている。24の前奏曲Op.28全曲と最後に単独で存在する前奏曲、嬰ハ短調Op.45を入れて全25曲構成としている,単調な作品ではあるがケレルの名人芸的な演奏には飽きることがない。

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