商品コード:1254-021p[OXFORD] A.ヴェンツェル指揮南ドイツpo. F.ブルメンタール(pf) / シューベルト:交響曲8番「未完成」, モーツァルト:Pfソナタ11番K.331
商品コード: 1254-021p
商品詳細:フェリシア・ブルメンタール(1908 - 1991)はポーランド・ワルシャワの女性ピアニスト。ワルシャワ音楽院に学び、(ショパン国際ピアノ・コンクールの創設者)ズビグニェフ・ジェヴィエツキにピアノを、カロル・シマノフスキに作曲を師事。著名なショパン研究家のユゼフ・トゥルチンスキにスイスで個人指導を受けた。1938年ユダヤ系の為、戦禍を逃れブラジルへ移住し、ブラジル国籍を取得した。その後1962年にミラノに、1973年にロンドンに移住。1991年に演奏旅行の最中にイスラエルに客死した。テルアビブのキリヤット・シャウル墓地に埋葬されている。ブルメンタールのレパートリーは、ポルトガルのバロック音楽から南米の現代音楽までと幅広く大胆だった。数々の忘れられた作曲家のピアノ協奏曲の蘇演を行い、カール・チェルニーやフェルディナント・リース、ジョン・フィールド、アントン・アレンスキーらの協奏曲を録音している。こんにちブルメンタールはショパン弾きとして最も記憶されている。手の小ささにも関わらず、力強いピアニストであったので、ショパンのマズルカの録音は、画期的な解釈であると認知されている。録音レーベルは多岐にわたり様々だが米国レーベルが中心となる為、欧州では知られていない。録音としては意外に現代作品が多い。B面はブルメンタールによる唯一のLPで発売されたモーツァルト・ソナタ。B面いっぱい使ってのK.331、多くのピアニストが弾く曲なのでピアニストの本質がよく出てくる。たっぷり間をとりながらもスピード感を持ち輝きを放つ見事な演奏。名だたる巨匠のそれと比べて欲しい。尚K.331は2回録音が有ると思われ、初回旧録音はSYMPHONIUM~出ている。或いは同一音源の意可能性もあるが当社では別録音と判断した。
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