作品名：モーツァルト:Pfソナタ11番K.333 | Pfソナタ14番K.457

レーベルタイプ：【イタリアでのオリジナル】---黄/黒, 厚手(グルーヴガード厚手以前の厚手盤), Rights Society:SIAE, (P)なし, スタンパー/マトリクス:LPD 3305-A/LPD 3305-B (手書き文字マトリクス・NAPOLEONタイプ), NAPOLEON録音・製造を示すLPD***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:CL-9A/CL-9B, 再補助マトリクス:なし, 10"は存在せず, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在しないと思われる, 最古レーベル・最古プレスであると思われる, 1970年代のスタンパーによる1975年頃?製造分, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在しないと思われる, RIAAカーヴである, NAPOLEON音源のNAPOLEON制作不明プレス, 工場:不明(イタリア), オリジナル, original

ジャケット：【イタリアでのオリジナル】---両面紙ペラ, red point, 表記されたジャケット番号:NLC 16009, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットであると思われる), 製作:Edizioni I.N.C., 印刷:記載なし・イタリア製., 供給:Durium S.p.A. Milano, これより古いタイプ存在しないと思われる, オリジナル, original

トピックス：【初入荷の珍品】---1970年代中期頃のイタリアでのステレオ録音, 録音詳細不明, 1975年頃Edizioni I.N.Cによりコピーライト登録・同年NAPOLEON:NLC 16009(当装丁)にて初リリースと思われる, 当社初入荷の珍品, 全く情報がない為詳しいことは不明

商品詳細：当社初入荷の珍品でイタリア録音、イタリアだけの発売と思われる。そもそもNapoleon なるレーベル自体が初めてお目にかかるイタリアのレーベルで1960年代に発足したEdizioni I.N.C.を親会社とするマイナーレーベル。ピアノのアル・マンシーニに関しても情報は皆無であった。NapoleonとRoman Record Companyに数点の録音を残すだけである。 Napoleonにはほかにショパン・リサイタルが1点見つかったのみである。イタリアでのみ活動したローカルピアニストらしい。片面に1曲ずつ2曲構成なのでK.333ではさぞかし遅いテンポで始まるかと思いきや、意外に快速で滑り出し、程よい流れ、指がよく回るピアニスである。第2楽章に入り、ぐんとテンポを落とすわけではないが落ち着いた表情に変わる。しかし中盤に入り思った以上にタップリの思い入れに変わり聴かせる場所を用意している。第3楽章では程よいテンポ感に戻り、曲を軽快に締めくくる。B面のK.457ではよく弾むスタイルで音色を使い分け、軽快だが思わせぶりのある表情で進める。他を圧倒するほどの演奏ではないが、1970年代に於けるよく出来たモーツァルト演奏であるといえるだろう。珍品好きには面白い1枚。1970年代中期頃の録音だろうとしかわからない。

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