[COLUMBIA] W.マウツジンスキ(pf) / ショパン:ポロネーズとマズルカ集(旧録音)/マズルカ(8曲), ポロネーズ(3曲/2・5・6番)

[ 1258-032 ] Malcuzynski, Chopin – Mazurkas And Polonaises

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商品コード: 1258-032

作品名:ショパン:ポロネーズとマズルカ集(旧録音)/マズルカ第32番 嬰ハ短調Op.50-3, マズルカ第20番 変ニ長調Op.30-3, マズルカ第7番 ヘ短調Op.7-3, マズルカ第15番 ハ長調Op.24-2, マズルカ第47番 イ短調Op.68-2, マズルカ第27番 ホ短調Op.41-2, マズルカ第41番 嬰ハ短調Op.63-3, マズルカ第17番 変ロ短調Op.24-4 | ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調Op.44, ポロネーズ第2番 変ホ短調Op.26-2, ポロネーズ第6番 変イ長調Op.53「英雄」
演奏者:W.マウツジンスキ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 197
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 一部剥がれあり・補修済
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの旧録音・オリジナル】---紺/銀音符内溝, 9時にDisque incassable付, 6時にMade in France, 3時に33 1/3 Tours minule, フラット重量, 表記されたレコード番号:33 FCX 197 , Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XAX 270 21/XAX 271 21B (ストレート/ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系英国録音のモノラル製造を示すXAX***で始まりレコード番号を含まないフランス/英国型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 146990/M6 149176, 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, 英国型ストレート本体とストレーM6スタンパーとの2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーを用いた1954年頃の製造分, フランスでこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場: Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでの旧録音オリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでの旧録音・オリジナル】---折返表半ツヤペラ, 表記されたジャケット番号:33 FCX 197, Price Code:Artistique , 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Imprimerie Carron & Fils.Lyon-Villeursanne, 棒付きジャケット存在せず, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでの旧録音・オリジナル, original in Fr.
トピックス:1954年頃のロンドンでのモノラル初回録音, 録音詳細不明, 英国では1954年頃ではColumbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1138(紺/金ツヤ中溝レーベル・フラット盤・ペラジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1954年仏COLUMBIA:FCX 197(当装丁)にて初リリース, FCX 452(ポロネーズ2番に変わりに4番が入る)は2回目の新録音で当盤とは別の新録音, 正統派ショパン弾きのショパン・リサイタル, 1曲違いで1954年(ロンドン)と1956年(パリ)の2回モノラル録音がある, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★

商品詳細:1950年代に録音を残すマウツジンスキのショパン・リサイタル。1914年ワルシャワ生まれ、ショパン直系の指導とパリ音楽院の両方を身に付けた本物の実力派。1937年22歳の時、第3回ショパン・コンクールで3位、1940年パリ・デビューし、同時期に仏COLUMBIAと契約。1960年よりショパン・コンクール審査員。ショパン弾きとして知られる。ポーランド風の暗調で湿った空気感が個性。味わい深さは格別。年齢を重ねるほどに愛着の沸く1枚になるだろう。ここで新事実が判明した。マウツジンスキはFCX 197(1954年モノラル録音)でFCX 452(1956年頃モノラル録音)と殆ど同じ内容の2枚のLPを出している。FCX 197とFCX 452はポロネーズが1曲異なるのみで他は全く同じ内容である為、FCX 452はFCX 197の再版で1曲入れ変えたLPと考えていた。その1曲とは旧番号FCX 197にはポロネーズ第2番 変ホ短調Op.26が入りポロネーズ2/5/6番の3曲入りである。新番号FCX 452ではポロネーズ第4番 ハ短調Op.40-2を含むポロネーズ4/5/6番の3曲入りである。片面はマズルカ8曲入りでこれは両者同じである。今回FCX 197とFCX 452が両方入荷したので聴き比べを行った。まずポロネーズは誤植ではなく確かに旧番号は2番、新番号は4番を演奏している。表記間違いではないことを確認した。両者に共通の5/6番を聴き比べたところ、テンポが全く異なり別録音であると判断した。片面のマズルカ8曲は全く同じ8曲なので同一音源であろうと考えていたが実際聴き比べると、こちらもテンポが全く異なり表情も違う。こちらも別録音であると判断した。たった2年程度で1曲違いのLPを別に録音し発売したことは事実である。従って旧番号・FCX 197と新番号・FCX 452は何方もモノラル・オリジナルであると断定する。常識ではありえないケースだがこれが真実だろう。これも両者が揃って入荷し、実際に聴き比べを行ったからこそ辿り着いた真実である。刑事が現場100回と盛んにテレビ・ドラマで語っているが、これは刑事だけではない。我々レコード業者にも重要な真実である。レコード業者は現物100回という新しい教訓ができた瞬間であった。FCX 197とFCX 452は別々の録音で、何方もオリジナルが存在する。尚、新録音には英国盤は存在しない。旧録音ではマズルカがA面、新録音ではポロネーズがA面となる。旧録音は新録音に比べ遅いテンポでタップリ間をとった情緒的な演奏でよりサロン風味が強い。コルトーの雰囲気に近いものを感じる。特にマズルカではポーランドのローカルな味わいが深い!

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