作品名：バッハ:無伴奏Vcソナタ第1番ト長調 B.1007 | 無伴奏Vcソナタ第3番ハ長調B.1009

レーベルタイプ：【フランスでのオリジナル】---橙/黒, 11時にMade in France(ラウンド), グルーヴガード厚, (P)なし, 表記されたレコード番号:21226, Rights Society:DP, スタンパー/マトリクス:CNRI 24226 A1/CNRI 24226 B1(手書き文字マトリクス・FIDSOUNDタイプ), FIDSOUNDステレオ製造を示すCNRI ***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクスなし, 再補助マトリクス:なし, 1970年代スタンパーによる1978年頃製造分, 旧番号存在せず, フランスにこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, カッティング担当:不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, C.N.A.I.音源のFIDSOUND製作プレス不明, 工場:不明, オリジナル, original

ジャケット：【フランスでのオリジナル】---表コートペラ, 表記されたジャケット番号:FIDSOUND 21226, Price Code:なし, 背文字:あり(青色・クリーム背景), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Compagnie Nationale d'Applications Industrielles., 印刷記載なし・フランス製, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original in Fr.

トピックス：【初入荷の超希少タイトル】---1970年代後期のフランスでのステレオ録音と思われる, 録音詳細不明, 1979年頃Compagnie Nationale d'Applications Industriellesによりコピーライト登録・同年仏FIDSOUND:21226(当装丁)にて初リリース, 当社初入荷の超希少タイトル, FIDSOUNDはこれまでに4種しか入荷のないフランスの超マイナーレーベル, 珍しいだけでなく優れた内容のバッハ・無伴奏Vc組曲, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細：当社でも初めてお目にかかるチェロ奏者によるバッハ・無伴奏Vc組曲。全曲はなく1/3番の入る1枚物である。フランスのFIDSOUNDという超マイナーレーベルの発売。このレーベルは Jean-Claude Thuel-Chassaigne.によって創設されたCompagnie Nationale d'Applications Industriellesを親会社に持つ子会社で、クラシックは殆どなく、ポピュラー系が専門の1970年代から始まるレーベルである。なぜその1枚に突然バッハ・無伴奏Vc組曲が出てくるかは謎だが、コレクターにとってはこれ以上の珍品もないだろう。チェロのシモーヌ・ピエラの詳細は不明、姉の Françoise Pierratとデュオを組み活動していた。1960年のニューヨーク・カーネギーホールでデュオの演奏会を開いている。シモーヌ・ピエラは同じレーベルにフォーレ等を含むチェロ・ソナタ集を録音しているが、他にはあまりないように思われる。カーネギーホールで演奏会を行うくらいだから、勿論相当に高いレベルをもっている。女性奏者でありながら結構低い太い音を出し、滑らかで綺麗な音色である。このバッハのLPは珍しい。海外のサイトでもかなりの高値が付いている。ピエラの特徴は歌うように流れが美しいことが挙げられる。スピードは早くも、遅くもなく丁度よいテンポ。低い弦の唸りが特によく出ていて、語るようにテンポを緩める場所もあり、誰の演奏とも似ていない独自の世界観を感じる。3番の出だしなどは今までにない歌い口で個性あふれる演奏であることは間違いない。珍しいだけでなく、優れた内容のバッハ・無伴奏Vc組曲。今度お目にかかれる保証は全くない。

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