商品コード:1262-048c[La Voix De Son Maître] S.フランソワ(pf) / ショパン:英雄ポロネーズ, 幻想即興曲, バラード1番, スケルツォ2番, 夜想曲, 練習曲(4曲), ワルツ(3曲)
商品コード: 1262-048c
商品詳細:1960年サル・ワグラムでのショパン・リサイタル。1952年のFCX 180とは別録音。ショパン・リサイタルはこの他1964年サル・プレイエルが最後。'50年代のリサイタル盤より自由度が増しているが、それは諸刃の剣であり、自由すぎて曲が崩壊してしまう事もあったという。この録音は乗りの良さが成功しているケース。10年後の1970年、不摂生がたたり亡くなった。あまりに感性頼みのピアニスト。刹那的できらめきが随所に表れる。当初は「Unique Récital」というタイトルでFCX 861/SAXF 181→SAXF 861で仏COLUMBIA発売された。1968年頃から全ての仏COLUMBIA音源はLa Voix De Son Maîtreに統一され、CVD 861(白SCニッパー小stereo段なし)で始まると思われる。中間には様々なプレスが存在し1980年代まで再版が継続したフランソワの代表的なショパン・リサイタルである。どの盤で聴いてもタップリのフランソワらしさを味わえると確信できる録音で、まさにユニークな演奏である。カラー切手レーベルはなかなか音質は良く値段はこなれている。曲は小品12曲。彼の洒落っ気のあるタッチは、ショパンが最もわかりやすく、冒頭のポロネーズ一つとっても、これだけ軽やかに、流麗に、この重い曲をこなせるピアニストは多くない。心憎い程のスタイリッシュなショパン!尚タイトルは「Unique Récital Au Théâtre Des Champs-Elysées」だが録音はシャンゼリゼ劇場ではなくサル・ワグラム(Salle Wagram)であるので注意。
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