[Disques A Charlin] G.ティッサン・ヴァランタン(pf) ORTFQt./ フォーレ:エレジー, Pf五重奏曲2番Op.115

[ 1263-040 ] Fauré - GERMAINE THYSSENS-VALENTIN Et Le Quatuor De L'ORTF – Élégie / Deuxième Quintette

通常価格:¥ 33,000 税込

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商品コード: 1263-040

作品名:フォーレ:VcとPfのためのエレジーOp.24, Pf五重奏曲2番Op.115~第1楽章 Allegro Moderato--第2楽章 Allegro Vivo-- | --第3楽章 Andante Moderato--第4楽章 Allegro Molto
演奏者:G.ティッサン・ヴァランタン(pf)ORTFQt.(J.デュモン, L.ペルルミュテル(vn) M.カルル(va)R.サル(vc))
プレス国:フランス, France
レーベル:Disques A Charlin
レコード番号:CL 11
M/S:ステレオ, stereo(stéréo compatible)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 軽度のシワあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---白/アズキ, STÉRÉO compatible, 3時にMade in France(ラウンド), グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:CL 11, (P)なし, Rights Society:BIEM, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CL 11 A 2 /CL 11 B 2 (ラウンド小文字スタンパー・A Charlin/Pathéタイプ), A Charlin製造を示すCL**で始まりレコード番号を含む専用マトリクスを使用, 補助マトリクス:ラウンド・M6スタンパー・M6 237304/M6 240322, 再補助マトリクス:ラウンド・パテキュラー(Patéculaire):YPARTX 54747 2 /YPARTX 54748 2, ラウンドタイプ3種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1969年頃の製造分, 旧字体ロゴレーベル存在する, これより古いレーベル存在する, 最古レーベルではない・最厚プレスではないが厚手盤, 更に古いマトリクス存在すると思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, Disques A Charlin音源のDisques A Charlin制作Pathéプレス, 重量盤, 第2版/第3版は同一デザインで見た目は同じ・厚みと入るジャケットで判断している, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, 第2版, 2nd issue
ジャケット:【フランスでの第2版】---折返紙ペラ, STÉRÉO COMPATIBLE, スポンジ付き, 表記されたジャケット番号:CL 11, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白紙背景・上下絞り), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:Edition André Charlin, 印刷:記載なし・フランス製, 供給:Festival, 同一デザインだが赤系タイプが存在する, これより古いタイプ存在する, 茶色タイプは初年度分ではないが色の濃い初期分, 初出赤系タイプの入荷はない, 第2版, 2nd issue
トピックス:1968年頃おそらくパリでのステレオ録音(ワン・ポイント録音), 録音技師:André Charlin, プロデューサー:André Charlin(記載ないがおそらく), 1968年頃Edition André Charlinによりコピーライト登録・同年Disques A Charlin:CL 11(白/アズキ旧字体ロゴレーベル・・スポンジ付き・赤系タイプジャケット入り)にて初リリース→1969年同一番号・白/アズキ新字体ロゴレーベル厚手盤・スポンジ付き・折返茶色タイプジャケット入り(当盤)→1970年頃同一番号・白/アズキ新字体ロゴレーベル・スポンジなし・折返茶色タイプジャケット入り→1971年頃同一番号・白/アズキ新字体ロゴレーベル・スポンジなし・茶色タイプジャケット入り---と変遷する, これは1年遅れの厚手初期盤(1969年分と思われる), 今となってはこれも相当に貴重なプレス!一度は引退したジェルメーヌ・ティッサン=ヴァランタンの晩年期録音である, アンドレ・シャルランのワンポイントマイク録音の真骨頂が味わえる本人のステレオ録音, エレジーは特に凄い演奏!過去に旧字体ロゴレーベルの入荷はなく殆ど幻に近い盤, これは新字体レーベルの中では最初期プレス(厚手プレス)・スポンジ付きでジャケットの色も濃い, ステレオ・オーディオファイルプレス, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:凄い内容のLP。まずPf五重奏での絶妙なディナミークとアゴーギク、それに伴った歌い回し。印象主義の絵画の様に色彩が表れては消え、淡く和声的にも浮遊感があり、しかし全体としてはまったく良く出来ている。まさにそんな曲、演奏である。Qt.は、パスカルQt.の第1VnだったJ.デュモンとVcのR.サルに第2VnとVaを加えた、デュモンQt.と言っても良さそうなメンバー。録音の良さも加わり、まさに決定盤と言えるだろう。勿論エレジーも圧巻!大推薦!ORTF弦楽四重奏団はフランス国立放送の首席等で組織された団体で、第1Vn:ジャック・デュモン(Jacques Dumont)、第2Vn: ルイ・ペルルミュテール(Louis Perlemuter) 、Va:マルク・シャルル(Marc Carles) 、Vc:ロベール・ザール(Robert Salles)。ピアノのジェルメーヌ・ティッサン=ヴァランタン(1902- 1987)はオランダのマーストリヒトでオランダ人の父親とフランス人の母親の間に生まれる。リエージュ王立音楽院でピアノやチェンバロなどを学んだ後、1914年にフォーレが当時の院長を務めていたパリ音楽院に入学し、イシドール・フィリップに師事する。後に、マルグリット・ロンにも教えを受け、1920年にはピアノ科の一等賞を受賞している。しかし、1924年に結婚して子供ができると演奏活動を中断し、以降長らく育児に専念する。1951年にモーツァルトのピアノ協奏曲第23番K.488を弾いて演奏活動を再開。その後、ヨーロッパ各地でリサイタルやオーケストラとの共演を重ねる。レパートリーはバッハなどのバロック音楽から近代フランスの作品まで幅広いが、とりわけフォーレの作品の紹介には積極的で、ピアノ独奏曲や室内楽の全曲演奏チクルスを開くなど、その普及への貢献は多大であった。その後、1987年にパリで亡くなるまでリサイタルを開くなど演奏活動を続けた。デュクレテ・トムソンにフィーレのPf作品全集を録音し、未だこれを超える録音はないと言われ、世界中の多くのファンと持つ。LPはどれも高額で知られる。ダルレやデカーヴらを直接指導して育てた。1960年代に入り録音技師のアンドレ・シャルランとの共同作業により数点のフォーレ:室内楽をDisques A Charlinに録音した。音質も素晴らしく、今ではDisques A Charlinを代表するトップ・アイテムとして高い人気を誇る。当LPのエレジーはチェロのRobert SallesとGermaine Thyssens-Valentinのデュオになる。これが圧巻の演奏。ORTF弦楽四重奏団は1941年にヴィオラ奏者のレオン・パスカルが主催したパスカル四重奏団を源流とする。パスカルが1969年に亡くなったことで後任にVaのマルク・カルル(Marc Carles)を迎えORTF弦楽四重奏団として1973年まで活動した。最終的には第1Vn:Jacques Dumontとチェロのロベール・サル(Robert Salles)が元パスカル四重奏団のメンバーである。ORTFはフランス国立ラジオ・テレビ・オーケストラを示す。日本ではフランス国立放送o.と訳している。記録によると138もの録音記録があるが殆どが放送録音である。メンバーは完全に固定されたものでは無かったらしい。尚マスターテープは既にフランス国税局により税金滞納のかたに取られ紛失してしまっているらしく、復刻CDの音質はすこぶる評判が悪いらしい。二度と再現不可能であるこれら名演の価値は計りしれない。

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