商品コード:1263-015p[DECCA] イタリアQt. / モーツァルト:弦楽四重奏曲19番K.465「不協和音」, 弦楽四重奏曲のためのアダージョとフーガ ハ短調 K.546
商品コード: 1263-015p
商品詳細:イタリアQt.は、1945年に作曲家マリピエロの提唱で、北イタリアのレッジョで結成された弦楽四重奏団。元来は「新イタリア四重奏団」(Nuovo Quartetto Italiano)と名乗っていたが、1951年から「新」 "Nuovo" を名称から落とした。1967年から1975年にかけてベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全曲録音を完成させ、その後もモーツァルトやシューマン、ブラームス、ウェーベルンの弦楽四重奏曲全集を完成させた。ヴィオラのみ交代があったが(1947年 - 1977年はピエロ・ファルッリ)他3人は変わることがなく1980年まで活動を続けた。20世紀の弦楽四重奏界を代表するカルテットの一つで、日本でも人気の高い。DECCAへの在籍期間は1948年~1953年頃と思われる。1953年~1960年代初期までが英COLUMBIAでの在籍期間である。この2つのレーベルには散発的な録音が目立つがどれも名演と呼べる珠玉の逸品ばかりである。1964年頃からPHILIPSに移籍し全曲録音を手掛けることとなる。DECCAと英COLUMBIAに全曲録音はなく、数もさほど多くない。イタリアQtが世界的な名声を博したのはやはりPHILIPSに移籍してからだろう。DECCA録音が最も少なく、入荷自体も少ないのが現状。1950年代初頭より、彼等の音は大きく変わっていない。時代の先を行き過ぎていたのかもしれない。ラテン系の屈託のない表現は最初から彼等のスタイルであった。これは貴重なDECCA録音の1枚で、当時からモーツァルトらしい音を出していたことがわかる録音。当社では初入荷の希少タイトル!LXT 2852で2/23番が出ている。DECCAのモーツァルトはこの4曲・2枚しかない。独DECCAでは少し後カップリング変更を行い19/23番という組み合わせでBLK 16145という盤を出した。英国にはないと思われる。
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