[CAPITOL] N.ミルシテイン(vn) L.バージン指揮フィルハーモニアo. / メンデルスゾーン:Vn協奏曲Op.64, ブルッフ:Vn協奏曲1番Op.26
商品コード: 1264-061
商品詳細:N.ミルシテイン(vn)L.バージン指揮フィルハーモニアo.によるメンデルスゾーン/ブルッフ:Vn協奏曲。エルマン、ハイフェッツと同じく名教師L.アウアーに師事したミルシテイン、完璧な演奏技術は勿論、非常に美しい音色と歌いまわしはフランコ・ベルギー楽派の伝統を受け継いだヴァイオリニストと言えるだろう。ロマンの叙情性を持った2曲の名Vn協を是非ミルシテインの演奏で聴いていただきたい。Vn協奏曲の場合は特に、ソロに関してだけいえば、大抵の弦楽奏者は初回録音の方が優れている。ナタン・ミルシテインは例外!大方2度目以降の協奏曲録音が出来が良いことが多い。メンデルスゾーンは、B.ワルター指揮ニューヨークpo.→W.スタインバーグ指揮ピッツバーグso.→L.バージン指揮フィルハーモニアo.(当録音)→C.アバド指揮ウィーンpo.と全4回録音中の3回目録音。ブルッフはW.スタインバーグ指揮ピッツバーグso.→L.バージン指揮フィルハーモニアo.(当録音)と全2回録音中の2回目録音。メンデルスゾーンは流石にチャイコフスキーと並んで4回の録音を行っている。それだけの録音を行ってもトップセールスを記録するヴァイオリン奏者なのである。特にステレオは1959年の当録音が初となる。20世紀の傑出したヴァイオリニストの一人に数えられている点も頷ける。ソロはいつもながら最上級の美音で表現も上品である。CAPITOLの成功は間違いなくミルシテインを迎えたことによるとみていいだろう。幸いにもCAPITOLには英国/フランスプレスがあるので欧州盤で聴けば極上のヴァイオリン音楽が好きな時に好きなだけ聴けるのである。これを幸福と呼んで差し支えないだろう。
ミルシテインの在庫一覧へ