商品コード:1264-040p[DGG] ケッケルトQt. / シューベルト:SQ14番「死と乙女」
商品コード: 1264-040p
商品詳細:ケッケルト弦楽四重奏団は1950年代初頭にドイツ・バンベルクで発足した団体で全員バンベルクso.(当時の名称はプラハ・ドイツpo.)のメンバー。ルドルフ・ケッケルト(チェコ人)/ヴィリー・ビュヒナー/オスカー・リードル/ヨーゼフ・メルツの4人でSP期から録音がある。中でも1953年5月~1956年11月までに全曲モノラル録音を行ったベートーヴェンは彼等の代表的な録音となっている。これは1952年頃の初期音でベートーヴェンを始める以前に行った録音。名盤の多い曲として知られるシューベルトの代表作である。時代ごとに演奏も変化していったが、この1952年という時期では模範といえる演奏ではないだろうか? あまり歌い過ぎず、渋くドイツ的にとめた求心的なスタイルである。ウィーン・コンツェルトハウスQt.も1950年にLP録音を行っているが、ウィーン風だった。この演奏こそがドイツ的と言える極めて無駄のない簡潔と語られた演奏だろう。「死と乙女」の原風景のような印象を持った。
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