商品コード:1265-045[PHILIPS] A.ドラティ指揮ミネアポリスso. / A.フィストラーリ指揮ロンドンso. / ドリーブ:バレエ組曲「コッペリア」, バレエ組曲「シルヴィア」
商品コード: 1265-045
商品詳細:音源は米MERCURYのMG 50328/SR 90328。これはその欧州盤でオランダ(独語圏向け)ステレオのオリジナル。Der Klassische Kreisシリーズは独語圏使用のシリーズの名称でプレスはオランダで行っている。A面はA.ドラティ指揮ミネアポリスsoによるバレエ組曲「コッペリア」、B面はA.フィストラーリ指揮ロンドンsoによるバレエ組曲「シルヴィア」で元々この2曲がカップリングされた状態で発売された「ドリーブ:バレエ音楽集」であった。米国と英国の異なる録音がカップリングされることは欧州レーベルではありえないが、MERCURYはどちらでも録音を行っていたレーベルなので何ら不思議はない。ドリーブ:バレエ音楽集を製作しようと考えたらたまたま、ミネソタとロンドンでそれぞれの録音があり、指揮者もオケも異なったというだけのことだろう。どうせ聴くならPHILIPSのHI-FI STEREOレーベルが一番良いだろう。両面で全く異なる録音である点を周知の上で聴けば、ドリーブの代表作2曲が一度で聴ける便利なLPである。ドラティの「コッペリア」は予想通り、オケが百戦錬磨の絢爛豪華な演奏、ドラティ指揮ミネアポリスso.によるMERCURYの他の録音と全く同じ傾向である。しかしそこはPHILIPSプレスなので、オーディオファイル録音として楽しめるプレスとなっている。フォルテではうるさい部分もあるが総じてクリアーでスッキリした良い音質である。B面のフィストラーリ指揮ロンドンso.によるバレエ組曲「シルヴィア」は多少違うのかと思いきややはり同じMERCURY録音。A面とほぼ同じことが言える。2曲ともバレエ音楽である原曲から数曲抜粋して繋げた組曲である。決まった形はないらしく、丁度LPの片面に収まるように当初から選曲された選曲であろう。どちらもこれら有名なバレエ音楽を抜粋盤のような形で、更には超高音質ステレオで楽しめるLPとなっている。無駄のない作りでお勧め!
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