作品名：デュカス:Pfソナタ 変ホ短調 (グランド・ソナタ)/Modérément Vite--Andante, Lent Très Soutenu-- | --Scherzo: Vivement Avec Légèreté--Final, Très Lent

レーベルタイプ：【フランスでのオリジナル】----黄緑/黒土手, 10時にMade in France(ラウンド), 3時にstéréo, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:30 A 122, Price Code:なし, (P)なし, Rights Society:SACEM, スタンパー/マトリクス:ARI 30122 A/ARI 30122 B1 (ラウンド小文字スタンパー・ARION/仏PHILIPSタイプ), ARIONステレオ製造を示すARI***で始まりレコード番号を含むPHILIPS型専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A3/A3, 再補助マトリクス:なし, カッティング担当:Dominique Michellier, 1970年代のスタンパーを使った1972年頃製造分, 黄緑/黒土手レーベルの初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ARION音源のARION製作仏PHILIPSプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, オリジナル, original

ジャケット：【フランスでのオリジナル】----見開両面コート中入れ(レコードホルダー付き), ARION ◇ Stereo mono, リブレット綴込, 表記されたジャケット番号:30 A 122, Price Code:S(金色シール付き), 背文字:あり(黒色・白背景・上下橙), (P)なし(C)1972, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Disques Arion S.A., 印刷:Imp.Est-typo-Offset-Vincennes, 供給:CBS Disques, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original

トピックス：1972年頃フランスにてステレオ録音, 録音技師:Claud Morel, プロデューサー:Ariane Segal, 編集/カッティングマスター:Dominique Michellier, スタインウェイ使用, 1972年Disques Arion S.Aによりコピーライト登録・同年ARION:30A 122(当装丁)にて初リリース, ピアノ:スタインウェイ, これは初年度リリース分オリジナル, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細：こちらはデュカスのピアノ・ソナタである。グランド・ソナタと呼ばれるように、この盤の演奏時間は46分に及ぶ。ダルコより線が細く、やや硬めの音だが、これはCALLIOPEとARIONの音の違いによるものかと思う。綴じ込みのリブレットに奏者の顔写真があるが、イヴォンヌ・ロリオかルージッチコヴァのような風貌である。女史と呼ぶのが相応しい人でないと、これだけの大曲を弾くのは無理なのかもしれない。"tres lent"(非常に遅く)と指定された長大な終楽章が殊のほか美しい。ピアノのフランソワーズ・ティナは1934年フランス・ジアン生まれ。パリ国立高等音楽・舞踊学校でイヴォンヌ・ルフェビュールとジェルメーヌに師事。彼女はヨーロッパ、アメリカ、カナダ、日本、韓国でコンサートに出演した。1994年創設のオルレアン国際ピアノ・コンクールの創設者である。彼女はトゥールーズ音楽院 、オルレアン音楽院で教鞭を執り、現在はパリのエコール・ノルマル・ド・ムジーク・ド・パリの教授を務めている。教育者としての側面が強く、録音は多くない。彼女はフランスの音楽出版社から提供された音楽教育賞を受賞し、2016年1月に昇進し、芸術文化勲章の役員に任命された。2021年時点で存命である。

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