商品詳細：チェコの2大作曲家、ドヴォルザークとスメタナの代表作が一箱になったセット。四方を大国に囲まれたチェコは、長い歴史の中で、度々他国の侵略の脅威にさらされてきた。1620年から約300年に及ぶオーストリア支配下では、公用語は独語とされ、文化もドイツ圏の影響を強く受けてきた。そのような中で、自ら成人後にチェコ語を習得し、本来祖国が独自にもつ文化を反映させ、チェコ音楽の礎を築いたのがスメタナである。ドヴォルザークは、1862年～建設が始まった国民歌劇場の仮劇場でオケのヴィオラ奏者を勤めた際、指揮者として招かれたスメタナと接触し、以後、直接作曲の手ほどきを受けた。複雑な歴史と、多くの川が大地を縫う雄大な自然が生んだ2人の作品は、自国の精神における独立を祈念したものであり、今なお国境を越えて、私達の胸に深い問いを投げ掛けてくる。このセットは、他社の音源を集めて企画したPREISERの独自製作。(KT)

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