商品コード:1268-043d[COLUMBIA] F.プーランク, J.フェヴリエ(pf) A.v.d.ヴィール(cemb) P.デルヴォー指揮パリ音楽院o. / プーランク:クラヴサンと管弦楽のための田園のコンセール, 2Pfと管弦楽のための協奏曲 ニ短調

[ 1268-043d ] Poulenc – Concert Champêtre Pour Clavecin Et Orchestre / Concerto En Ré Mineur Pour Deux Pianos Et Orchestre



通常価格:¥ 880 税込

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商品コード: 1268-043d

作品名:プーランク:クラヴサンと管弦楽のための田園のコンセール FP.49 | 2Pfと管弦楽のための協奏曲 ニ短調 FP.61
演奏者:F.プーランク, J.フェヴリエ(pf)A.v.d.ヴィール(cemb)P.デルヴォー指揮パリ音楽院o.
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 677
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 保護用ビニール残存
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第3版】---紺/銀音符段なし, 6時にMade in France, フラット重量, 表記されたレコード番号:33 FCX 677, Price Code:Ⓐ, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XLX 629 21B/XLX 630 21C (ストレート小文字スタンパー・英国EMI/Pathéタイプ), 英国EMIグループCOLUMBIA系フランス録音のモノラル製造を示すXLX***で始まりレコード番号を含まないフランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 186907/M6 186908, 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, EMI系フランス型ストレート本体とストレートM6スタンパーと2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーを用いた1966年頃の製造分, フランスに10"/旧番号存在せず, 紺/銀音符内溝レーベルフラット盤が存在する(1958年リリース分), 紺/銀音符段付レーベルも存在する(1960年頃リリース分), これより古いレーベル存在する, フランスでの最古レーベル・最厚プレスはない, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(フラット初出盤はそうではない), 英国EMI・COLUMBIAグループ音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場: Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでの第3版, 3rd issue
ジャケット:【フランスでの第3版】---棒付ボード(細目紙薄手・ツルツル表面), リブレットは添付されない, 表記されたジャケット番号:FCX 677 Haute Fidélité, Price Code: Série de Luxe(記載なし), 背文字:あり(棒上に金色型押・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない), 棒付厚手ボード粗目・裏文字なし→裏文字あり→当ジャケットと変遷する, フランスでの第3版, 3rd issue in Fr.
トピックス:1957年パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1958年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisによりコピーライト登録・同年FCX 677(当装丁)にて初リリース, プーランク本人が録音に参加した珍しい演奏, 英国/ドイツでは未発売と思われる, フランスでは人気の高いLPでプレスは多い為、安価で提供できるがフラット盤入りのオリジナルは多くない, ステレオは存在しない, これは1966年頃製造の盤が1966年頃製造の第3版ジャケットに入るケースで初期盤である, これはRIAAカーヴプレスとなり聴きやすい, 1960年代に入りステレオ:SAXF 677が発売された可能性がある(未確認), 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:日本でプーランクと言えば近代作曲家の域を出ないが、地元フランスではロマン派、バロックと肩を並べる日常的なクラシック音楽。フランス6人組の一人としてラヴェル、デュカス、オネゲル達と同窓であり、普通に親しまれている。パリジャンであったプーランクの作品には都会特有のユーモアと知性があり、エスプリの作曲家と言われる。田園のコンセールはCemb協、2Pf協には本人とJ.フェヴリエが共演。特に自作自演は、スリリング且つ、高い芸術性と高度な演奏技術を感じる。これら2曲は日本人でも楽しめる内容を持つ作品。プーランク本人とジャック・フェブリエがピアノを担当。チェンバロはディスコフィル・フランセにも録音があるA.v.d.ヴィール。このLPはプレスが多い為、安価であるが内容を反映しているわけではない。逆に当時フランスで大変な人気を誇るベストセラーLPであったため、再版を繰り返した為である。「クラヴサンと管弦楽のための田園のコンセール」は『田園協奏曲』とも呼ばれ、1928年の作でチェンバロ(クラヴサン)協奏曲である。ワンダ・ランドフスカの委嘱によってこの曲は生まれた。彼女のために最初に協奏曲を書いたのはマヌエル・デ・ファリャだったが、その2人目がプーランクだったという。「田園」の由来は、アンリ・エルの引用によれば「自由な足どり、気取りのなさ、壮麗さのないこと、また田園を思わせるソノリテ、ホルンの使用など、人は田園にいる気分になる。ただし『フランス風』に整えられた「田園」ということであった。第3楽章フィナーレではヘンデルの「調子の良い鍛冶屋」を思わせるクラヴサンのソロで始まる印象的な部分。1900年代に作曲されたチェンバロ協奏曲という点で他を圧倒している。ピアノで代用されることもあるがここではDFに録音があるベルギー人のエメ・ヴァン・ド・ヴィールがチェンバロソロを弾く。プーランクは作曲に当たり入念にチェンバロについて調べてから、この曲を書いている。プレイエル社にも出向き研究。結果プレイエル社のチェンバロではプーランクが作曲したい曲は出来ないだろうと考えたらしい。プレイエル社のチェンバロでは出せない音域を使っており、強弱もプレイエル社のチェンバロでは不可能だったからである。ランドフスカはプレイエル社に特注したチェンバロを使っていた。初演は1929年5月3日に、ランドフスカのチェンバロ、モントゥーの指揮で行われた。プーランクの譜面通りには演奏できず、音域を移動したり、ダイナミクスを変更したらしい。エメ・ヴァン・ド・ヴィールの楽器は不明だがバランスもよくプレートルのオケと相まって今では決定的な名盤として知られる。「2Pfと管弦楽のための協奏曲 ニ短調」はプーランクのパトロンの一人だったエドモン・ド・ポリニャック公夫人がジャック・フェヴリエとプーランクのソロでの演奏を想定して依頼して出来た作品である。ガムラン音楽の特徴的な音階を取り入れ、モーツァルトのピアノ協奏曲を強く意識した部分がある曲である。ここでは当初の想定の通りピアノはジャック・フェヴリエとプーランクの二人がソロをとる。日本人とフランス人ではプーランクに対する想いがあまりにも異なるので、このLPが日本で受けるとは思えないが、実際フランスでは多くの家庭にあったLPである。

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