商品コード:1270-058[Le Club Français Du Disque] C.エルフェ(pf) / プロコフィエフ:Pfソナタ2番Op.14, トッカータOp.11, つかの間の幻影Op.22
商品コード: 1270-058
商品詳細:C.エルフェによるプロコフィエフのピアノ作品集。《ソナタ》と《トッカータ》は同じ1912年に作曲された作品で、どちらもメカニックなリズムと無機質さを特徴としている。とりわけ《トッカータ》は高い演奏技術が要求されるが、エルフェは豪快に弾き切っている。全20曲からなる《束の間の幻影》(1915-17)の洗練されたリズムと色彩の戯れは、プロコフィエフならではのピアニズムが光っている。クロード・エルフェ(1922-2004)はパリジャン。10歳からロベール・カサドシュに師事。1948年にパリでデビューし、1954年から定期的にドメーヌ・ミュジカルの演奏会に出演した。ドビュッシー、ラヴェル、ベートーヴェンのピアノ・ソロ作品の全曲録音を出している。レーベルは主にHMだがそれ以前にこのクリュブ・フランセに少しある。難解な作品ではあるが比較的分かりやすく工夫した演奏。技巧を優先させたスタイルではない。エルフェは数多くの新作を初演し、著名な作品を献呈された。ピエール・ブーレーズやエルネスト・ブール、ミヒャエル・ギーレン、ルネ・レイボヴィッツ、ブルーノ・マデルナ、ネヴィル・マリナー、ジャン・マルティノン、ウィレム・ヴァン・オッテルロー、ジョルジュ・プレートル、ヘルマン・シェルヘンらといった指揮者と共演している。シェーンベルクのピアノ曲全集(グランプリ・デュ・ディスク大賞受賞)や、ドビュッシーとラヴェルのピアノ独奏曲全集、ブーレーズやベルク、バラケ、ベートーヴェンのピアノ・ソナタといった録音を残した。1950年代から録音があり、フランスでは著名なピアニストだった。2004年10月27日パリ16区の自宅にて他界。82歳。
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