商品コード:1270-037[Le Club Français Du Disque] G.ヴァント指揮ケルン・ギュルツェニヒo.cho. L.キルシュシュタイン(s) J.ドルーベ(a) P.シュライアー(t) G.モルバッハ(bs) / ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)
商品コード: 1270-037
商品詳細:ベートーヴェンの交響曲全曲録音(6/8番を除く)を行ったギュンター・ヴァントによるベートーヴェンの宗教曲における傑作であるミサ・ソレムニス。直訳すれば「荘厳ミサ」となり、「ミサ・ソレムニス」とは本来カトリックの典礼の中で最も荘重かつ大規模なミサを指す。但しベートーヴェンが残した最大の宗教曲であると「ミサ・ソレムニス」は単に形式に留まらず、教会における典礼用音楽の枠を遥かに超えたもので、むしろ個人的な宗教観が強く表れた音楽であると専門家は語る。第九交響曲にも及ばんとする高度な作曲技法に貫かれた大作として現代でも演奏される。旧来型のミサ曲ではなく、ミサの言葉の外面的な意味よりも豊かな内容を含む交響曲的なミサ曲であると言われる。一度は聴くべき曲である。LP2枚分の長さがあり、クレンペラー等の名演もあるが、ヴァントはフランスとドイツの良い所だけを取り出したスタイルで、大袈裟になりすぎず、この曲の美しさを出している。合唱も素晴らしく、推薦。音質素晴らしい。ベートーヴェンは交響曲ほど多くの宗教作品を残していないが、ミサ・ソレムニスOp.123は作曲時期からみても、5年の歳月を費やして完成させた宗教作品の「第9」といって過言ではない。晩年の大作は「第9交響曲」と「ミサ・ソレムニス」に集約されるのである。
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