商品コード:1270-016b[ERATO] J.P.ランパル(fl) L.ラスキーヌ(hp) J.ランスロ(cl) ジャン・マリー・ルクレール器楽Ens.(表示はJ.F.パイヤール指揮室内o.・誤植) / モーツァルト:Fl・Hp協奏曲K.299, Cl協奏曲K.622
商品コード: 1270-016b
商品詳細:パイヤールは同じメンバー(ランパル/ラスキーヌ/ランスロ)で、数年の間に、2回同じ2曲を録音。これが初回1959年リリースのLDE 3087/STE 50020(ステレオは1960年リリース)。その後、1963年にLDE 3275/STE 50175で2回目を録音している。相違点はオケの名称が異なるのみ(同一団体)。尚ジャケットのオケの表示はJ.F.パイヤール指揮室内o.となっているが、それは1963年2回目録音のオケで、初回はジャン・マリー・ルクレール器楽Ens.である。但しジャャン・マリー・ルクレール器楽EnsはJ.F.パイヤール指揮室内o.と名称変更された団体で基本同一オケである。単に名称がレーベルとジャケットで異なるだけだが、大半のジャケットにその誤植があるの注意。オケの名称違いで2種の録音があるのに誤植があるので余計に混乱することになる。レーベルには正しい表記があるがジャケットに間違いがある。Cl協K.622の名盤は多いが、K.299は、これを一つの決定盤としても良いと思う。モーツァルトの持つ天国的快さと、ERATOのフランス的エスプリがミックスした本物の名演。第2楽章は夢見心地の気分。ランパル/ラスキーヌというコンビは駄作がない。ステレオは特にプレスが少なく状態の良いものは少ない。日本人が普通に考える程レコードは現地では丁寧に扱われておらず裸で放置されるのが普通でジャケットにしまう際もビニール袋に入れられることは稀で裸で突っ込まれることが殆ど、然も異なるジャケットに平気で入れるので、中身が違うことは当たり前に起こる。そういう現実を知らない方ほど完全なオリジナルを所望されるが、現実に完全・完品なオリジナルなど奇跡的確率でしか存在しないことを知っていただきたい。
ラスキーヌの在庫一覧へ