[DECCA] K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o. / バッハ:フーガB.947, B.542(ミュンヒンガー編), 6声のリチェルカーレ(E.フィッシャー編), ベートーヴェン:大フーガOp.133(管弦楽編)

[ 1271-013p ] Bach, Beethoven, Karl Münchinger – Fugue In A Minor/ Fugue In G Minor/ Ricercare In Six Parts/ Grosse Fuge Op133

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商品コード: 1271-013p

作品名:フーガ作品集/バッハ:フーガ イ短調B.947(ミュンヒンガー編管弦楽版), 幻想曲とフーガ ト短調 B.542(ミュンヒンガー編管弦楽版), 音楽の捧げものB.1079~6声のリチェルカーレ(E.フィッシャー編) | ベートーヴェン:大フーガOp.133(管弦楽編・編曲者記載なし)
演奏者:K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o.
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2668
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面6時に極小7回出る点, B面微かに3回出る点あり, どちらも7とした
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---橙/金ツヤ外溝, 3時にMade in France, フラット重量, Rights Society:なし, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CA ARL 1075-1B/CA ARL 1076-1B (ラウンド大文字マトリクス・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル録音製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, マトリクスのBは Ron Mason(ロン・メイソン)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):フランス盤に3時はない, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代のスタンパーによる1954年頃の製造分, 旧番号存在せず, フランスに内溝レーベル・フラット盤は存在しない, フランスでこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の仏DECCA制作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son, , フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返両面紙ペラ, 表記されたジャケット番号:LXT 2668, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Disques Decca. Paris , 印刷:記載なし・フランス製, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1952年ドイツ・シュトットガルトでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1953年The Decca Record Company Limited. Londonにてコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2668(金外溝ツヤレーベル・フラット盤・ジャケ裏53)にて初リリース, フランスでは1954年頃仏DECCA:LXT 2668(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分のオリジナル, バッハの前半2曲は世界初録音と思われる, 6声のリチェルカーレは編曲者のE.フィッシャー本人の録音がある(LP未発売), ベートーヴェンはワインガルトナー編曲によるSP録音があるので当盤もその可能性は高い, なかなか面白い編曲者ミュンヒンガーの顔が垣間見られるLP!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:A面バッハの2曲はいずれもミュンヒンガーが管弦楽用に編曲した管弦楽版で演奏されている。最初のフーガ 短調B.947は独立したクラヴィーア曲で現在では偽作の疑いが強い曲とされている。2曲目のフーガ ト短調「大フーガ」にはBWV番号がないが調べた所、幻想曲とフーガ ト短調 B.542である。同じく「大フーガ」とも呼ばれる独立したオルガン曲である。3曲目はエドウィン・フィッシャー編曲「音楽の捧げものB.1079」~6声のリチェルカーレ。これは誰もが知るフーガの傑作として説明の必要がない名作。先頭2曲はミュンヒンガー編曲の管弦楽版で演奏される。試みとしては世界初の録音と思われる。B面はベートーヴェンが書いた「大フーガOp.133」で弦楽四重奏曲が原曲である。編曲者名は記載されていない。最初の管弦楽版への編曲を行ったのはフェリックス・ワインガルトナーで、コントラバスのパートを加えた弦楽合奏用の編曲を残している。この演奏がワインガルトナー版であるか不明。しかし編曲の上手いミュンヒンガーが取り上げたわけだから本人の編曲である可能性が高い。何らかの理由で名前を出せなかった可能性はある。3曲ともフーガ作品の管弦楽演奏である。改めてフーガを簡単に説明すると、語源は「逃げる」という意味のラテン語。いくつかの独立したパートが同時に演奏され、その中で何度も決まったメロディ(主題)が出てくる形式。どのパートにも登場するので、全部のパートが主役にもなり伴奏にもなる。最初のメロディが何度も登場することから、追いかけられ、逃げているように聴こえる。バッハはフーガの大家として知られ「フーガの技法」「音楽の捧げもの」などフーガの代表作を残している。複数の旋律を同時に演奏する手法である「対位法」の技術の頂点が「フーガ」といわれる。バッハ以前から存在し、ベートーヴェン、リスト、ラヴェルらも作品も書いており、ヒンデミット、ショスタコーヴィッチにまで受け継がれている。ベートーヴェンの代表作が「大フーガOp.133」であり、管弦楽編曲録音はメジャーとなっている。これはその最初期録音である。カール・ミュンヒンガー(1915 - 1990)は指揮者であるとともに編曲者としても多くの仕事を残している。これはその最初期録音で「フーガ作品集」といえる1枚。

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