商品コード:1273-042[WESTMINSTER] ヨーロッパQt. W.ヘルツァー(vc) R.シュトラブル(Va) / ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲3番Op.97, 弦楽六重奏曲Op.48
商品コード: 1273-042
商品詳細:ヨーロッパQt.は、後のアルバン・ベルクQt.のVa奏者であるトーマス・カクシュカをリーダーとした団体で1958年ウィーンで結成された。第1Vn:トーマス・カクシュカ、第2Vn:ジークフリート・フュールリンガー、Va:フリッツ・ヘンチュケ、Vc:リヒャルト・ハランド。カクシュカはウィーン・トーン・キュンストラーo.のコンマスを務めていた。ハイドンの皇帝、メンデルスゾーンの全集、ワナウゼク(fl)とのモーツァルトFl四重奏の録音がある。ウィーン風味と、よく歌うスタイルはオールドファンに受けるだろう。弦の艶もたっぷり乗り、ブダペストや初期ハンガリーQt.等のような強いインパクトより、叙情性を重視した団体。但し造形はしっかり抑えたドイツ・スタイル。録音はVOXとWESTMINSTERに集中している。1963~67年に殆どが録音された。これは彼らの最終期のステレオ録音。H.シェルヘン指揮でバッハの音楽の捧げ物と同時期の録音である。ウィーン・フィルQt.の後途切れてしまったかに思えた純粋なウィーン・スタイルは思わぬレーベルで息を繫いでいた。しかし彼らの活動も1970年を前に停止した。VOXのモーツァルトのFl四重奏曲などの録音などが知られる。WESTMINSTERもステレオ期に入ると音質は穏やかになり米国盤特有の強い音はあまり感じられない。十分にクオリティの高い再生音!
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