[WESTMINSTER] C.ハスキル(pf) / スカルラッティ:Pfソナタ(11曲)

[ 1273-039 ] Domenico Scarlatti, Clara Haskil – 11 Sonatas

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商品コード: 1273-039

作品名:スカルラッティ:ソナタ(11曲)/嬰ハ短調L.256 K.247, ト長調L.388 K.2, ハ長調L.457 K.132, ト短調L.386 K.35, 変ホ長調L.142 K.193, ヘ短調L.171 K.386, ヘ短調L.475 K.519, イ長調L.483 K.322, ロ短調L.33 K.87, ハ長調L.255 K.515, ヘ長調L.278 K.437
演奏者:C.ハスキル(pf)
プレス国:米国, U.S.A.
レーベル:WESTMINSTER
レコード番号:WL 5072
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面6時に極小12+5回出るスレ, 10時に極小~小11+10回出る点とシミ, 4時に極小13+極小~小14回出る面スレあり, B面12時に極小15+4回出るスレ, 3時に極小~小23回出る面スレあり
レーベルタイプ:【米国での第3版】---赤/銀中溝, 3時にMade in U.S.A., 6時にNatural Balance, 厚手(グルーヴガード厚手以前の厚手盤), 表記されたレコード番号:WL 5072, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:XTV 14317-1C/XTV 14318-1D (ストレート中文字スタンパー・米COLUMBIAタイプ), 米国COLUMBIAに製造委託したモノラル製造を示すXTV**で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, カッティング担当:不明, 1950年代のスタンパーを用いた1953年頃の製造分, 旧番号存在せず, 緑/金レーベル存在する, アズキ/銀流れ文字レーベル存在すると思われる(未確認), これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, カッティング担当の前任者:不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, WESTMINSTER音源のWESTMINSTER制作米COLUMBIAプレス, 工場:Columbia Records Pressing Plant, Terre Haute , 第3版, 3rd issue
ジャケット:【米国でのオリジナル・タイプ】---表コート厚紙, 表記されたジャケット番号:WL 5072, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)なし(C)1951, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在する番号:不明(年号記載ないが当ジャケットで有ると思われる), 製作:Westminster Recording Co., Inc, 印刷:記載なし・米国製, これより古いデザイン存在せず, オリジナル・タイプ, original type
トピックス:1950年10月1日のモノラル録音, 録音場所不明, 録音詳細不明, 米国では1951年Westminster Recording Sales Corp. によりコピーライト登録・同年Westminster:WL 5072(緑/銀中溝レーベル・フラット盤)にて初リリース→1952年頃同一番号・赤/銀流れ文字レーベル・フラット盤・同ジャッケット入り→1953年頃同一番号・赤/銀中溝レーベル厚手盤・同ジャッケット入り→1957年頃XWN 18381, ドイツではHELIODOR:479 019, フランスではDucretet Thomson:270 C 006(10")でも発売された, 米国盤がオリジナルである, これは1953年頃製造の盤がオリジナルジャッケットに入るケースで初期盤・赤/銀流れ文字レーベルは未確認で存在すると思われるレベルであり・なかった場合当盤は第2版となる

商品詳細:ハスキルの超有名な1950年WESTMINSTER録音。当時の米WLプレスは当社にて盤質7以上を付けられる状態のものは殆ど存在しないだろう。また非常に音が強く、音楽に入り切れないところが難点といえば難点。但しオリジナルは米国であることは事実である。1950年ハスキルはWESTMINSTERでLP録音を開始した。実は1950年9月~10月に数点の録音を残しただけで、1951年にはPHILIPSに移籍している。だからWESTMINSTER録音は貴重と言える。この年続け様に次の録音を行った。スカルラッティ:11のピアノ・ソナタ、モーツァルト:ピアノ協奏曲18/20番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番。以上3枚が全てである。スカルラッティをこのようにピアノで演奏するのはマルセル・メイエルが元祖である。ハスキルもメイエルを意識していたのだろうか?しかし聴いてみると二人の演奏はまったく別物で有ることがわかる。メイエルがゆったりとしたテンポで優雅に弾くのに対し、ハスキルは速いテンポでまるで弾き飛ばすかのような勢いである。メイエルの演奏を知っていたとすればかなり挑戦的な姿勢だと言える。真似事はしないぞという決意の表明なのだろうか? 正直優雅さではメイエルに及ばないが、異なるアプローチという点では歴史に残る演奏と言える。ハスキルの音はPHILIPSと似た滲んで余韻を弾く独特の音である。この点が表現とはまた別にメイエルとは全く異なる特徴である。得も言われぬ詩情があることが最も評価される点だろう。PHILIPSの音もそうだったがピアノの音がLPに入り切っていない印象を受けた。芯がなくベタっとした感じは録音が的確でなかった証拠と思われる。ハスキルのピアノは録音に向いていないのだろう。出て来る音から実物を想像する作業が必要になる。そのようにすんなり行かないところがまたハスキルを神格化したのではないだろうか?PHILIPSで10"にL.33/142/171の3曲を録音している。L.171の1曲がダブる。勿論PHILIPSはこれより後の録音である。オリジナルの緑/金レーベルは多少の難があっても10万円近い価格だった。今でもそうらしい。

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