[WESTMINSTER] バリリQt. / ベートーヴェン:弦楽四重奏曲5番Op.18-5, 6番Op.18-6

[ 1273-037pb ] Barylli Quartet - Beethoven – Quartets No. 5 In A Minor, Op. 18 / No. 6 In B Flat Major, Op. 18

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商品コード: 1273-037pb

作品名:ベートーヴェン:弦楽四重奏5番Op.18-5 | 弦楽四重奏6番Op.18-6
演奏者:バリリQt.
プレス国:日本, JAPAN
レーベル:WESTMINSTER
レコード番号:MR 5090
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【日本でのオリジナル?】---赤/銀中溝, 3時にTokyo Japan, 9時に331/3 r.p.m. XWN 3302 F, グルーブガード厚手, 表記されたレコード番号:MR-5090, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:〄 WLBT 82 C-M/〄 WLBT 81 B-Ω (ラウンド小文字スタンパー・キングレコードタイプ), キングレコードモノラル製造を示す〄 WLBT**で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, カッティング担当:不明, 1960年代のスタンパーを用いた1965年頃の製造分, 日本に旧番号存在しないと思われる, 米国ではそれぞれの旧番号にアズキ/銀中溝レーベル厚手盤存在する, 日本でこれより古いレーベル存在せず, 日本での最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当の前任者:不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, WESTMINSTER音源の日本WESTMINSTER制作キングレコードプレス, 工場:キングレコード , 日本でのオリジナル?, original in Japan
ジャケット:【日本でのオリジナル?】---ラウンド折返両面コート(ホタテ貝タイプ), 日本語リブレット付き, 表記されたジャケット番号:MR 5090, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景), ジャケ裏年号:なし, (P)なし(C)1965, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在する番号:不明(年号記載ないが日本では当ジャケットである), 製作:キングレコード株式会社, 印刷:記載なし・日本製, 米国ではそれぞれの曲に別の旧番号存在するが日本では初出と思われる, 日本でのオリジナル?, original in Japan
トピックス:1952年頃ウィーン・Mozartsaal, Konzerthaus, Vienna・でのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1952年Westminster Recording Co., Incによりコピーライト登録・同年WESTMINSTER:WL 5140(5/11番)/WL 5212(6番/弦楽五重奏曲Op.29)・赤/銀中溝レーベル厚手盤にて初リリース, 1956年WNシリーズに整理されWN 3302(3枚組箱)/XWN 18121-3(バラ3枚)で再版される, これはバラのVol.3(XWN 18123)で新番号では最初の形であり・5/6番のカップリングはこの番号以前には存在しない, バリリQt.のベートーヴェンのレコード番号は以下:WL 5203(1/2番)/WL 5211(3/4番)/WL 5140(5/11番・当盤)/WL 5212(6番/Op.29)/WL 5129(13番)/WL 5144(14番)/WL 5151(16番/大フーガ)・後にOp.18の6曲がWN 3302(3枚組箱)/XWN 18121-3(バラ3枚)で再版される, 日本では1965年キングレコード株式会社がXWN 18123のマスターテープから独自にマスタリング・プレスを行い販売した最初の盤と思われる, 日本番だがフランスから届いた1枚, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:バリリ弦楽四重奏団は1945年、ウィーン・フィルの第1コンサートマスターであったワルター・バリリが、ウィーン・フィルの同僚たちと結成したクァルテットである。メンバーはワルター・バリリ(第1ヴァイオリン)、オットー・シュトラッサー(第2ヴァイオリン)、ルドルフ・シュトレンク(ヴィオラ)、リヒャルト・クロチャック(チェロ)→エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)。ウィーン・フィルの派生団体であり、ウィーン国立歌劇場は本居地であり母体となる。ウィーン交響楽団からの派生団体であるウィーン・コンツェルトハウスQt.と対をなす重要な弦楽四重奏団である。ウィーン・フィルの派生団体は時期ごとに名称が変化する。理由はリーダーが交代するごとに団体名が異なる別団体になるからで、ウィーン・コンツェルトハウスQt.との違いがある。1959年、ワルター・バリリが右肘を痛めた為に活動を終了し、バリリQt.は1959年に解散となる。後任の団体は1961年よりウィーン・フィルハーモニー弦楽四重奏団(コンサートマスターのヴィリー・ボスコフスキーが主宰)である。このウィーン・フィルハーモニー弦楽四重奏団ではリーダーで第1Vnがヴィリー・ボスコフスキーに変わっただけで残り3人はバリリ弦楽四重奏団の3人が引き継いだ。バリリ自身は1961年に引退し、演奏活動を終了した。日本では特段の人気を誇るバリリQt.だが1952年頃からほんの数年間の活動期間である。ワルター・バリリ自身の演奏期間も全14年程度と短い期間だった。多くのモーツァルトの弦楽四重奏曲と10曲のベートーヴェンの弦楽四重奏曲は今となっては文化遺産ともいえる重要な録音である。ウィーン・コンツェルトハウスQt.の上をいくのではないかと思われる濃密なウィーン風味は後継団体ではついに再現出来なかった唯一無二の芸術といえる。 ワルター・バリリ(1921- 2022)は1938年にウィーン・フィルに入団し、1940年にはコンサートマスターに就任。バリリQt.は1943年に結成されたが、この録音は結成時のメンバーではない。1951年、当時ウィーンpo.のコンマスだったヴォルフガング・シュナイダーハンが自身の弦楽四重奏を解散することになり、バリリQt.はその団体に残った3人と新たに結成した新団体で、1951年8月から活動を開始した。この新生バリリQt.こそがWESTMINSTERに録音したメンバーにほからない。従って録音は1952年から始まる。1950年から録音があるウィーン・コンツェルトハウスQt.より遅いのはその点である。バリリは1961年に引退後は1966年~1969年まではウィーン・フィルハーモニーの楽団長を務めた。1972年9月1日に退職。1969年以降はウィーン市立音楽院で後進の指導に当たっている。独奏者として引退し、運営面に移った後もオーケストラの後方の席で演奏に加わる事もあり、複数回の来日公演も果たしている。 2021年には矍鑠として100歳の誕生日を祝った。息子はオーストリアの俳優で劇作家のガブリエル・バリリ。岡本和子訳「ウィーン・フィルとともに ワルター・バリリ回想録」に詳しく載っている。Op.18は5/6番がカップリングされず別々の番号で発売されたこともあって1956年にWLシリーズが終了した時点で整理されOp.18の6曲がWN 3302(3枚組箱)/XWN 18121-3(バラ3枚)で再版された。

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