商品コード:1273-028p[WHITEHALL] L.ウラッハ(cl) K.エールベルガー(fg) G.v.フライベルク(hr) J.ヘルマン(cb) ウィーン・コンツェルトハウスQt. / シューベルト:八重奏曲Op.166
商品コード: 1273-028p
商品詳細:シューベルトの八重奏曲 ヘ長調 D803は6つの楽章から成るヘ長調の明るい作品で、シューベルトの室内楽の中では楽器編成が最も大きく、クラリネット1、ファゴット1、ホルン1、ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1、コントラバス1で構成される。内ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1の部分を弦楽四重奏団が担うのが通常で,ここではウィーン・コンツェルトハウスQtが担当。そこにウィーン・フィルハーモニー木管グループのメンバーであるL.ウラッハ(cl)K.エールベルガー(fg)G.v.フライベルク(hr)J.ヘルマン(cb)の4人が参加している。シューベルトの弦楽四重奏曲全集を録音しているウィーン・コンツェルトハウスQtが八重奏曲でも核を担うことが当然といえるだろう。録音は1951年頃で早い段階で予定されていたようである。WESTMINSTERとしてもシューベルトの弦楽四重奏曲の前期作品よりは編成の大きな八重奏曲は優先されたことは疑う余地はない。弦楽四重奏曲で売れるのは後期番号だからである。当時余程の通人でなければ11番以前の曲には抵抗があったに違いない。米国では1951年に WL 5094(緑/銀中溝レーベル・フラット盤)でリリースされた。その後数回にわたり再版が切り返される。それだけベストセラーLPの一つだったに違いない。英国では英NIXA:WLP 5094で初リリースされ、米国でWL番号からXWN番号に切り替わる1957年頃英WHITEHALLというレーベルに切り替わる。これはその英WHITEHALL発売分である。米国にもWHITEHALLは存在するが英国ではSAGAグループのAssociated Recordings Limitedが受け持つことになる。製造はNIXAの後継企業であるPye Records Ltd.。Pye系列でプレスされるため穏やかな音質で聴くことができる。米国プレスの音に過敏な方にはこの英WHITEHALLの音質はお勧めである。但し入荷は少ない。多くの名演が生み出された1951年のウィーン録音の一つである。内容には100%信頼を於いていただいて問題ない。
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