[MERCURY] A.ドラティ指揮ミネアポリスso. / ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ(1947年改訂版)

[ 1274-057 ] Stravinsky / Antal Dorati / Minneapolis Symphony – Petroushka

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商品コード: 1274-057

作品名:ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年改訂版)/ Scene I: The Shrove-Tide Fair - Russian Dance-- Scene II: In Petrushka's Room--Scene III: In The Moor's Room-- | --Scene III: (Concluded) Dance Of The Ballerina And The Moor--Scene IV: The Shrove-Tide Fair - Wet-Nurses' Dance - Peasant With Bear - Dance Of The Gypsies And Rake Vendor-- Coachmen's Dance - The Maskers. The Scuffle Between The Moor And The Petrouchka. The Death Of Petrouchka.
演奏者:A.ドラティ指揮ミネアポリスso.
プレス国:米国, U.S.A.
レーベル:MERCURY
レコード番号:SR 90216
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 背に痛みあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【米国でのステレオ・オリジナル】----アズキ/銀中溝, Living Presence High Fidelity, グルーヴガード厚, Price Code:なし, (P)なし, Rights Society:Margin Control, スタンパー/マトリクス: SR 90216 A - FR2/ SR 90216 B - FR23 (ラウンド小文字スタンパー・MERCURYタイプ), MERCURYステレオ製造を示す SR***で始まりレコード番号を含む米国型専用マトリクス使用, 補助マトリクス:P17-S/P17, 再補助マトリクス:A1/A2, カッティング担当:イニシャルP17はGeorge Piros, 1960年頃のスタンパーを使った1960年頃製造分, フラット盤存在せず, これより古いステレオレーベル存在せず, ステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在する, RIAAカーヴである, MERCURY音源のMERCURY製作プレス, 工場:Richmond Record Pressings, Inc., 米国でのステレオ・オリジナル, original for stereo in USA.
ジャケット:【米国でのステレオ・オリジナル】---表コート厚紙, Mercury Living Presence, 表記されたジャケット番号:SR 90216, Price Code:なし, 背文字:あり(白色・黒背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが米国では当ジャケットである), 製作:Mercury Record Corporation., 米国でこれより古いステレオタイプ存在せず, 米国でのステレオ・オリジナル, original for stereo in UK.
トピックス:【米国ステレオ・オリジナルは初入荷】--1959年4月20日米国ミネアポリス・ The Northrop Memorial Auditorium, Minnesota・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Robert Fine, プロデューサー:Wilma Cozart, 録音監督:Clair Van Ausdal, 編集/カッティングマスター:George Piros, 米国では1960年Mercury Record Corporationによりコピーライト登録・同年MERCURY:MG50216/SR 90216(当装丁)にて初リリース, Mercury Living Presenceシリーズの一つ, 英国では1960年頃英国MERCURY:AMS 16056にて初リリース, スーパーオーディオファイルLP, ドラティは1980年6月デトロイトで再録音している, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★+

商品詳細:録音が多いストラヴィンスキーの名曲、バレエ音楽「ペトルーシュカ」。色々と選択肢はあるがA.ドラティ指揮ミネアポリスso.という高音質録音であるMERCURY盤も選択肢の一つになるのではと思われる。MERCURYはその音質の良さで米国では絶大な人気を博したレーベルだが、果たして音楽の内容にまで踏み込まれたことはあまりないのではないだろうか。アンタル・ドラティとミネアポリス交響楽団というだけで一大スペクタクルが約束された組み合わせだったからである。ハンガリー出身の指揮者アンタル・ドラティは1949年にミネアポリス交響楽団の音楽監督に就任し、その後すぐにこの楽団を戦後アメリカの世界一流のオーケストラに育て上げ、「オーケストラ・ビルダー」の異名が付いた指揮者である。多少は米国国民に好まれる音楽設計とした形跡は認められるが、欧州盤を長年聴き込んだシニアの耳にもこの演奏は欧州スタイルとは異なるものの大変魅力にあふれた演奏ではないだろうか。まるでコンサート会場の最前列で聴いているかのような錯覚を覚える超HFiサウンドはMERCURYが研究の末に辿り着いたLiving Presenceシステムで、チーフ・エンジニアのロバート・ファインとプロデューサーのウィルマ・コザートの息子であるトーマス・ファインによる新規リマスタリングとウィルマ・コザートによる先進技術から生まれたモノである。このシステムには多大な経費がかかり、結局MERCURYは1960年代から経営危機に陥ってしまう。ドラティの録音はMERCURYと一心同体でマーキュリーは1952年から、ドラティが辞任する1960年まで一緒に録音を続け、51枚のアルバム(24枚のモノラル録音と27枚のステレオ録音)を作り上げた。そこには彼がミネアポリス交響楽団の音楽監督を務めた11年間にオーケストラとともに築き上げたものである。ドラティの演奏はあまりに先鋭すぎて欧州ではさほど高い評価ではなかったが、それには多分にやっかみが含まれていたのではないだろうか。この演奏を聴いて、うるさいだけとけなすことはできるが、誰も同じ演奏をすることが出来ないレベルの高い芸術である点は分かっているのである。米国レーベルだから出来た史上稀な挑戦であった。我々に出来ることは、もう二度と再現不可能なこれらの録音を、様々な感情を交えつつ聴いてみることであると思う。

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