商品コード:1275-001[MELODIYA] E.グラチ(vn) A.マカロフ(pf) / Vn曲集/ドヴォルザーク, ストラヴィンスキー, ファリャ, ドビュッシー, クライスラー 他

[ 1275-001 ] Eduard Grach Makarov short piece



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商品コード: 1275-001

作品名:Vn曲集/ドビュッシー:レントより遅く, ゴダール:カンツォネッタ, クライスラー:フランクールの様式によるシチリアーノとリゴードン | ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲 第3番, M.ドラノワ:黒人の子供の踊り, ストラヴィンスキー:ロシアの歌, ファリャ(クライスラー編):歌劇「はかなき人生」~第2幕 スペイン舞曲第1番
演奏者:E.グラチ(vn)A.マカロフ(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:Д 8305
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : 表面に演奏者名の書き込みあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連でのオリジナル世代】---赤/金MKカマボコ大レーベル(プレ・メロディア・後期相当), Made in The U.S.S.R., 33 1/3 об B mин, 厚手(グルーヴガード厚手以前の厚手盤・端はナイフエッジに近い), ГОСТ 5289-なし, TУ-なし, Repertoire group:Втораягр-1, .Price Code:なし, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:33Д 8305 2-1/33Д 8306 2-1 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露/英語表記・国内/輸出共用仕様, 1960年代のスタンパーによる1961年頃製造分, プレ・メロディア・前期/中期レーベル存在せず, 最古レーベル・最厚世代プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴであると思われる, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, MK・Mezhdunarodnaya Kniga・メジドゥナロードヤナ・クーニガ(旧ソ連最古の貿易機関)によるモスクワ製造分, オリジナル世代, original generation
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】---折返共通デザイン紙ペラ, 松明(モスクワ・アプレレフカ), 表記されたジャケット番号:なし, Price Code:Цена 1 руб. 30 коп, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明, 製作/印刷:Апрелевский Завод Грампластинок, オリジナル世代, original generation
トピックス:【入荷2度目の超希少タイトル】---1961年又はそれ以前の旧ソ連でのモノラル録音, 録音詳細不明, ロシアでは1961年MELODIYA:Д 8305(10"の当装丁世代)にて初リリース, 当社入荷希少タイトルでグラチのVn小品集の中で最も希少な1枚!, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:エドゥアルド・グラチ(1930-)はオデッサ生まれのウクライナ人ヴァイオリン奏者。6歳からベンジャミン・モルドコヴィチにヴァイオリンの手ほどきを受け、ピョートル・ストリャルスキーの薫陶も受けた。第二次世界大戦中はノヴォシビルスクでジョセフ・ガットマンの教えを受けている。1944年からモスクワ音楽院付属中央音楽学校でアブラム・ヤンポリスキーのクラスに入り、1953年にはモスクワ音楽院に進む。1956年にヤンポリスキーが亡くなると、先輩であるダヴィッド・オイストラフから1958年まで指導を受けた。1949年バルトーク・コンクールで最優秀賞を受賞。1955年ロン・ティボー国際コンクール3位、1962年チャイコフスキー・コンクール5位という成績を残す。1953年から活動を始め、1964年にはマリーニン、シャホフスカヤとPfトリオを結成。1979年からは指揮者としても活動を始め、1980年にはヴィオラ奏者としての活動も行うようになった。1960年代から録音がある。教育者としては1989年から母校のモスクワ音楽院で教鞭を執り、1990年から同音楽院教授、1995年から1998年まで同音楽院のヴァイオリン科主任教授を務めた。1990年にはムジコヴィ室内管弦楽団を結成して音楽監督となった。これは1950年代の初期録音の小品集で非常に珍しい10"。クライスラー編曲なども交え、有名な作品を中心とするも、マルセル・ドラノワ( 1898- 1962)の「黒人の子供の踊り」は初めて聴く曲で面白い。A面に3曲、B面に4曲と計7曲入りの洒落た小品集。グラチはオイストラフやコーガンと比べ知名度こそ低いが重要な旧ソ連時代のVn奏者でこのような小品集を録音できる奏者はさほど多くないだけに貴重である。抑えた軽度のヴィヴラートでメロデイーを素直に弾いて感銘を与える才能があるようだ。よく通るストレートな音で勝負している。メジャー協奏曲よりソナタなどで実力を発揮するタイプかもしれない。豊かな表現力を持ち、音は適度に美しく、適度に太い。但しロシア系にイメージされる野太い音を持った奏者ではない。哀愁のある音がドビュッシーを弾いても野暮ったさを感じさせない。古き良き色彩を持つ隠れた名手、エドゥアルド・グラチ!外せないロシアのヴァイオリン奏者!この10"はグラチの数枚ある小品集の中でも特別希少な1枚!

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