商品コード:1277-061n[MELODIYA] D.アレクセーエフ(pf) / ショパン:ワルツ全集(全19曲)
商品コード: 1277-061n
商品詳細:ドミトリー・アレクセーエフ(1947年-)、ゴリデンヴェイゼル一派のバシュキーロフの門下生。ロン・ティボー、ブカレスト、チャイコフスキーなどのコンクールで入賞、リーズでは優勝した逸材。師曰く「作曲家の芸術的意図を汲み取り、自己の解釈の可能性を拡大することが真に上手い」。佐藤氏は壮絶なコンクール荒らしとまで語っている。プロデビューする以前から西側にパイプを持ち、ロシアと西側を自由に往来できた数少ないピアニスト。1970年代にロンドン、ウィーン、シカゴ、ニューヨークにてデビューを果たし、西側で彼のリサイタルの評価は高い。硬質な音色ながら幅広い表現力の持ち主。幅広いレパートリーを持ち、例えばシューマンやブラームスらのドイツ音楽から、ラフマニノフやプロコフィエフらのお国ものまでがある。伴奏ピアニストとしてバーバラ・ヘンドリックスとも共演した。今では多くのメジャー国際コンクールで審査員を務める。ロシアンスクールから国際的ピアニストへと大成した限られた一人。アレクセーエフもまた第3世代に共通する圧倒的な技巧を武器とするタイプである。テンポをコントロールし、一大大作のような錯覚を抱かせる次元にまで高めている。技巧は下手に使うと曲芸師になりかねないが、アレクセーエフの使い方は非常に上手い。アレクセーエフは高度な技巧を最も効果的に使う手法をバシュキーロフから教わったと思われる。超難易度の曲において、豊かに味わい深く感情が込められる点を佐藤氏は言及していた。月並みな選曲だが演奏は斬新!14曲ではなく、19曲のワルツを演奏。15番~19番の録音は少ない。ロシア人も羨む音楽性の豊かさがある。リパッティに引けを取らない味わいを感じる!
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