商品コード:1279-035p[DECCA] A.アルヘンタ指揮パリ音楽院o. / スイス・ロマンドo. / リスト:ファウスト交響曲S.108, 交響詩「前奏曲」
商品コード: 1279-035p
商品詳細:「ファウスト交響曲」は、ファウスト、グレートヒェン、メフィストフェレスという3人の人物描写を各楽章で行い、古典的な交響曲と交響詩の中間に位置する。正式な曲名は『3人の人物描写によるファウスト交響曲』である。管弦楽によって詩的あるいは絵画的内容を表そうとする標題音楽の一種である「交響詩」。リストは交響曲は作らず、多くの交響詩を残した。モノラルのみで発売されたアルヘンタのこれは、この曲の演奏の一つの模範となるもので、見事に性格描写された3人の素顔が見えるようだ。決定盤!合唱を伴う交響曲として第3楽章後半の「神秘の合唱」ではテノール独唱、男声合唱、オルガン(またはハルモニウム)が加わる。ただし、「神秘の合唱」に入らずに終わることも可能で、リストはそのための短い(8小節)終結部も書いており、この版がたまに演奏されることもある。アルヘンタは神秘の合唱」無しで録音している。アルヘンタはこの録音の3年後の1958年に若干44才で夭折してしまった。アルヘンタとしてはかなり珍しい録音!ステレオは存在しない。モノラル・オーディオファイルプレスと断言できる素晴らしいモノラル録音!第4面の余白に「前奏曲」が入るがこちらは同1955年録音だがオケが異なりスイス・ロマンドo.との録音になっている。録音技師/プロデューサーは同一と思われる。入荷の非常に少ない番号である!
アルヘンタの在庫一覧へ