商品コード:1280-012[La Voix De Son Maître] K.トーマス指揮ゲヴァントハウスo. 聖トーマス教会cho. A.ギーベル(s) M.ヘフゲン(ca) 他/ バッハ:カンタータ4番, 54番, 59番
商品コード: 1280-012
商品詳細:K.トーマス/トーマス教会のカンタータは本家本元の演奏として世界的に有名であり、G.ラミンのそれと並んだ決定盤と言える。しかしオリジナルを知っている方はごく少ない。10"が5枚、12"が5枚の計10枚(マニフィカト10"を除く)。他レーベルからステレオが出ている曲もあるが、ETERNA初出時点ではコーヒー、農民カンタータ以外はモノラル発売で全16曲のカンタータが録音された。当3曲にはソプラノにギーベル、そしてヘフゲン、ロッチュ、アダムと名歌手が揃う。心に訴えかける力を持った1枚。一部だが西側でも発売された。この4/54/59番の入った1枚はフランスLa Voix De Son Maîtreでもモノラル/ステレオ発売された。ご承知の通りETERNAではモノラルしか発売されていない(ステレオはテスト盤のみ制作された)。ステレオで聴きたい方にはこのASDFがその要望に応えることができる。パテプレスなのでETERNAと音質は異なるが音楽性の高い音質である。ETERNAでは発売されなかったステレオを聴く事ができる贅沢なプレス!歌手にアグネス・ギーベルとマルガ・ヘフゲンを招聘したためETERNA=EMI共同制作録音となる。クルト・トーマス(1904- 1973)はご存じ、旧東ドイツ・ETERNAで活躍した指揮者・作曲家。1957 年~ 1960 年までトーマス教会合唱団のカントルに就任し、ギュンター・ラミン(在籍1940 - 1956)の後任としてトーマス・カントルを務める。しかし1961年にフランクフルトでコンサート合唱団フランクフルター・カントライを設立し、ドライケーニヒ教会のカントルに復職してしまう。したがって元々旧西ドイツ側の人物だったクルト・トーマスが旧東ドイツに居たのは4年程度でトーマスのETERNA録音はこの間に行われたものである。EMI側からの発売もあり、カップリングはETERNAと同じではない。これは中でも中核となるカンタータ3曲入りの1枚。フランスではPathé Marconiにプレスされたため音質は非常に良い。
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