商品コード:1281-057[CAPITOL] V.アラー(pf) ハリウッドQt. / ブラームス:Pf五重奏曲Op.34
商品コード: 1281-057
商品詳細:ハリウッドQt.は日本の室内楽ファンを相当古い時期から楽しませてきたCAPITOLの看板四重奏団。ベートーヴェンは特に有名だった。1946年ロサンゼルスで結成。ハリウッドの映画スタジオのオーケストラで演奏していたことから「ハリウッド弦楽四重奏団」と名付けられた。フェリックス・スラットキン(1915-1963)が第1vnでリーダー。カーティス音楽院でジンバリストに師事。20世紀FOXオーケストラのコンマスという肩書だった。多くの録音が行われた1955-8年はスラットキン、シュアー、ディンキン、アラーの4人である。1961年にリーダーのスラットキンは指揮者としての仕事が増えた為やむなく解散。しかし2年後の1963年2月心臓発作により47歳で亡くなってしまう。彼らの黄金期は意外にも短かった。この録音はピークを迎える始まりのころで大胆なメロディーを歌い、鋼のように筋の通った強い奏法はやがてアメリカの特徴的スタイルとなってゆく。古き良き時代の空気をアメリカの強さがマッチした安定感は今聴いてもスリリングこの上ない。チェロのエレノア・アラー(女性)は、このカルテットのリーダーでであるフェリックス・スラットキンの奥さん。フェリックス・スラットキンはウクライナ系米国人でフリッツ・ライナーに指揮法を学んでいる。17歳の時にはセントルイス交響楽団の副首席奏者となり、指揮者としても大きな活躍をした音楽家である。ハリウッドQtは米国でも珍しい欧州的な雰囲気を感じさせる名四重奏団である。今回はピアノ奏者ビクター・アラー(1905- 1977)を招いてのピアノ五重奏曲。ビクター・アラーの妹はハリウッドQtのチェロ奏者であり、スラットキンの奥さんであるエレノア・アラーその人である。ビクター・アラーは1940年代にワーナー・ブラザースのオーケストラマネージャーでワーナー映画の音楽の多くをプロデュースしている。ダイナミックで清涼感と重厚感を併せ持つ秀演!
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