商品コード:1281-038p[Le Club Français Du Disque] F.グッリ(vn) R.アルベルト指揮パリ・コンセール・ラムルーo. / ベートーヴェン:Vn協奏曲Op.61
商品コード: 1281-038p
商品詳細:F.グッリ(vn)R.アルベルト指揮ラムルーo.によるベートーヴェン:Vn協奏曲。多くのレーベルに録音を残す巨匠フランコ・グッリ、中でもクリュブ・フランセに残した録音はどれも素晴らしい。ベートーヴェンはVnソナタ全曲をE.カヴァッロと入れた全集がある。ラテン的なスタイルで、無理にベートーヴェンを暗く渋くと表現しようとはせず、彼の音色の美しさを使って美的に仕上げた。MUSIDISCで再版が出ているが、このオリジナルで聴いてこそ、グッリの素晴らしさが分かる。フランコ・グッリ(1926~2001)はイタリア、トリエステ出身の名ヴァイオリニスト、名教師。シェフチェク(セヴシック)に師事した父親より手ほどきを受け、キジアーナ音楽院ではヨアヒムとブゾーニに師事したアリゴ・セラートに学ぶ。その後、大ヴァイオリニストのヨゼフ・シゲティにも教えを受けた。1947年にピアニストのエンリカ・カヴァッロ(1921~2007)とデュオ・チームを組み、1950年に結婚。以来、半世紀に亘って、夫人との二重奏を呼び物とした他、1957年にはヴィオラのブルーノ・ジュランナ、チェロのアマデオ・バルドヴィーノと共にイタリア弦楽三重奏団を結成し、室内楽奏者として多彩な活動。また、戦後一世を風靡したファザーノ指揮ローマ合奏団のソリストとしても活動し、1962年には同団と初来日した。その間、1959年にはフェデリコ・モンペリオが補筆したパガニーニのヴァイオリン協奏曲第5番の初演を行い、一躍その名を世界に轟かせた。イタリアの有名な奏者にアッカルドがいるが全く異なる芸風である。Le Club Français Du Disqueの看板ヴァイオリン奏者として多くの録音を残した。
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