商品コード:1283-038t[RCA] H.リグノルド指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o. / プロコフィエフ:「シンデレラ」組曲第1番 Op.107, 「シンデレラ」組曲第2番 Op.108

[ 1283-038t ] Prokofieff, Hugo Rignold, Royal Opera House Orchestra, Covent Garden – Cinderella Suites Op. 107 and 108


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商品コード: 1283-038t

作品名:プロコフィエフ:「シンデレラ」組曲第1番 Op.107 | 「シンデレラ」組曲第2番 Op.108
演奏者:H.リグノルド指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.
プレス国:米国, U.S.A.
レーベル:RCA
レコード番号:VICS 1138
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【米国でのステレオ・再版】---アズキ/銀中溝, 12時に〇アズキベースの銀文字でRCA , 12時方向にVictrola, 4時にMade in U.S.A.(ラウンド), グルーヴガード厚手, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:なし, マトリクス/スタンパー:SVRS-3979-1S/SVRS-3980-1S (ラウンド小文字スタンパー・RCAタイプ), RCAステレオ製造を示すSVRS-***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A2/A2, 再補助マトリクス:なし, 1960年代のスタンパーによる1965年頃の製造分, 旧番号存在する, 10"存在せず, 旧番号SDニッパーレーベル存在する, これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, モノラル存在する, RIAAカーヴである, RCA音源の米RCA制作プレス, 工場:RCA, カッテング担当:不明, ステレオ・再版, re issue for stereo
ジャケット:【米国でのステレオ・再版】--厚紙, 表記されたジャケット番号:VICS-1138, Price Code:なし, 背文字:あり(赤色・クリーム背景), (P)なし(C)1965, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷記録で最古の裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・旧番号あり), 製作:Radio Corporation Of America , 印刷:記載なし・米国製, 旧番号/旧デザイン存在する, これより古いタイプ存在する, ステレオ・再版, re issue for stereo
トピックス:1957年ロンドン・コヴェント・ガーデンでモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 米国では1957年RCA Victor Red Seal Recordsにてコピーライト登録・同年米RCA: LM-2135/ LSC-2135(SDレーベル・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 1965年ころVIC 1138/VICS 1138(当装丁)に番号変更される, 英国では英RCA:RB-16048/不明にて初リリース, 1950年代録音の珍しい「シンデレラ」組曲の録音, バレエ版全曲の録音はない, これは米国盤ステレオの再版だが内容は大変良く希少!演奏:★★★★+, 音質:★★★★+,

商品詳細:プロコフィエフと英国バレエの縁が深い事を御存じの方はバレエ愛好家を除けば少ないだろう。「シンデレラ」はレニングラードのキーロフ・バレエに依頼され「ロミオとジュリエット」の次に書き上げたプロコフィエフ6作目のバレエ音楽。プロコフィエフのソヴィエト帰郷は、欧米が世界大恐慌に陥りオペラやバレエが上演されなくなったのが一つの原因と言われているが、「シンデレラ」では自由闊達な舞踏曲が次々と繰り広げられ、プロコフィエフのバレエ愛が窺える。音楽的にも自身の作風あるいは理想とした「抒情的かつグロテスク」という趣味が存分に発揮され、ディズニー・アニメという粉砂糖にコーティングされる前の原初の「シンデレラ」が想像できる作品となっている。特に王子と躍る「ワルツ」から鐘が12時を打つ「真夜中」への鮮やかな展開は特筆したいところ。また、ロマンティックな旋律が目立つ曲だが実はスリリングなフレーズが背後で展開している曲も多く、管弦ともに技巧の難易度はかなりのもの。子供も見る演目に限って演奏家にとっての猛毒を仕込む手法は「ピーターと狼」と同様で、プロコフィエフの性格の悪さ…もとい複雑さが垣間見えて面白い。この曲の決定盤といえば当然ながら本家ロシアのロジェストヴェンスキー指揮ボリショイ劇場o.盤となるが、実は英国ロイヤル・バレエo.ことコヴェント・ガーデンo.との関係も相当に深い。ロイヤル・バレエの伝説的な振付師であるフレデリック・アシュトンが初演の3年後に早くも『西側解釈』で振り付けし直し『イギリス史上初の全幕バレエ作品』として披露したのが、現在でも名高い『アシュトン版』のシンデレラなのだ。当然ロイヤル・バレエにとって重要なレパートリーであり、2023年には75周年記念公演も行われた。振り付けしたアシュトン自身は「意地悪で不細工な姉」という役を演じるのを大変気に入っていたらしく、現在でも人気の役となっている。当盤はその英国ロイヤル・バレエo.が演奏する組曲版「シンデレラ」である。バレエ版は群舞など合わせると50曲に及ぶので、LPにおいて組曲版の選択は正解だろう。指揮を執るのは当時のロイヤル・バレエの音楽監督であるヒューゴ・リグノルド。知名度が高い指揮者ではないがロンドン・フィル、ロンドン交響楽団、パリ音楽院o.やフィルハーモニアo.などとも録音が有る隠れた実力者である。ロシア勢に比べ大人しい演奏という印象も有るが、はにかんでいる子供の様な柔らかな表情付けに好感を持つ人も多いだろう。LP期の録音が少ない作品だけに東側ボリショイ劇場版と、対を成す西側ロイヤル・バレエ版と、2つの伝統を比較できるのは聴き手にとって大いなる幸いと言える。再版とはいえ'60年代プレスの意外なレア盤!

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