商品コード:1284-018pb[Le Club Français Du Disque] K.リステンパルト指揮ザール室内o. Y.ルデル声楽Ens. E.ボルネマン(ca) J.シュテンプフリ(bs) 他 / バッハ:カンタータ56番, 169番
商品コード: 1284-018pb
商品詳細:カンタータ56/169番の組み合わせ。56番は男性ソロの暗調の曲。169番はCemb協奏曲のテーマがOrgソロで入る明るい曲で、女声のソロが入る。まったく対照的なこの2曲をカップリングして、偏りのないバッハ・カンタータとして価値ある一枚。どちらもリステンパルトの腕は冴え渡る。個人的には169番の弾むようなテンポにポジティーフOrgの音色が印象的。リステンパルトの魔法にかけられ、バッハの世界にいきなり入れる。ステレオ/モノラル同時発売。このLPは特にプレスが多い為、非常に優秀な内容だがかなり安価な価格で提供が出来る。プレスが多いということは当時それだけ人気が高かったという証拠でもある。音質も非常に良い。リステンパルトは1960年前後にDFからLe Club Français Du Disqueに移籍したことで随分と自由な選曲が可能となり録音数も10倍近く増えた。何より自分たちの本拠地であるザールブリュッケンの北西ザールイ(Saarlouis)の近くのフラウラウターン(Fraulautern)に録音設備が整い、パリまで録音に出掛ける必要がなくったことは大きい。しかし1967年カール・リステンパルトは亡くなってしまう。約7年という短い期間がLe Club Français Du Disqueにおけるカール・リステンパルト/ザール室内管弦楽団とそのメンバーたちの全てである。これはLe Club Français Du Disqueレーベル自体の存続に関わるほどの重大な事件であった。当然とも言えるがその1年後の1968年には1953年に創設されたLe Club Français Du Disqueレーベルは事実上活動を停止したらしい。この2曲はモノラルが少ない。
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