商品コード:1285-059[ASTRÉE] E.ラマンディエ(voc/hp/ポジティフorg/リュート) / デカメロン(中世イタリアの世俗的歌曲)

[ 1285-059 ] Esther Lamandier – Decameron (Ballate Monodiques De L'Ars Nova Florentine)


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商品コード: 1285-059

作品名:デカメロン(中世イタリアの世俗的歌曲)/Anonymes:Codex Vaticano Rossi 215, Codex Squarcialupi:Laurentius Masii De Florentia | 同:Gherardellus De Florentia, 同:Laurentius Masii De Florentia, Anonymes:British Museum 29987~Donna, Tu Pur Invecchi, Codex Squarcialupi:Francesco Landini , Anonymes:British Museum 29987~Io Son Un Pellegrin
演奏者:E.ラマンディエ(voc/hp/ポジティフorg/リュート)
プレス国:フランス, France
レーベル:ASTRÉE
レコード番号:AS 56
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル・タイプ】----灰青/銀, 6時にSTÉRÉO, 外周1.5cmの低い盛上りあり, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:AS 56, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:08-21371-2A-1/ST 08-VR 21373-B1(ストレート/ラウンド小文字スタンパー・ASTRÉEタイプ), ASTRÉEステレオ製造を示す08/ST 08***で始まりレコード番号を含まない専用のマトリクス使用, 補助マトリクス:B/DNH, 再補助マトリクス:なし, Mスタンパー/パテキュラーはなくPathéプレスではない, レーベル形状よりSonopressプレスよ思われる(マスターは不明), 1980年代スタンパーを用いた1980年頃の製造分, ASTRÉEには一貫した製造体制はない(両面で異なる場合もある), 最古レーベル・最厚プレスの一つと思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ASTRÉE音源によるASTRÉE制作プレス不明, 他の工場によるプレスは存在すると思われるが序列は不明, ASTRÉEはValoisの古楽研究部門レーベルとして別レーベル扱いだが音源が流用される場合もある, 製造:Sonopress GmbH Carl-Bertelsmann-Str. 161 FD - 33332 Gütersloh, ASTRÉEの場合全てオリジナル・タイプとしている, original type
ジャケット:【フランスでのオリジナル・タイプ】----見開両面コート背黒, ペラリブレット綴込み, Price Code:DMC 97, 表記されたジャケット番号:AS 56, 背文字:あり(白色・黒背景), ジャケ裏年号:なし, (P)1980(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットであると思われる), 製作:Astrée.by Michel Bernstein., 印刷:Imprimerie Offset France, , 供給:Harmonia Mundi, これより古いタイプ存在せず・但し色の濃淡または色違いよるヴァージョン違いあり, オリジナル・タイプとしている, original type
トピックス:1980年2月パリ・サン=ジャン・ルーテル教会(Eglise Luthérienne St Jean, Paris, )でのステレオ録音, 録音技師:Dr Thomas Gallia, プロデューサー:Michel Bernstein, 1980年Astrée.by Michel Bernsteinによりコピーライト登録・同年ASTRÉE:AS 56(当装丁)にて初リリース, これがエステル・ラマンディエのデビュー録音LP第1号, これはASTRÉEがフランスのどこかのプレス工場に製造委託した分でマイナーレーベルはロットごとに工場が異なるのでプレスの種類が多く順番は不詳の為オリジナル・タイプとした, 長岡鉄男氏の外盤A級セレクション第2巻113(フローレンスのアルス・ノヴァの独唱用バラート), 歌唱・オルガン・ヴィエル・リュート), 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★, これはASTRÉEが独Sonopressに製造委託した分でマイナーレーベルはロットごとに工場が異なるのでプレスの種類が多く順番は不詳の為オリジナル・タイプとした, ASTRÉEには一貫したプレスシステムが存在せず・完全にプレスの序列を示すことはできないレーベルである

商品詳細:このラマンディエのLP。長岡鉄男氏がいなければ決して広く知られることはなかっただろう。長岡鉄男外盤A級セレクション113。エステル・ラマンディエのデビュー作である。副題に「フィレンツェの新しい(アルス・ノヴァ)単旋律形式の舞曲」とある。LPタイトルの「デカメロン」(十日物語)とは、中世イタリアの詩人、ジョヴァンニ・ボッカッチョ( 1313 - 1375)による物語集。ダンテの『神曲』に対して、『人曲』とも呼ばれる。また、デカメロンはギリシャ語の「10日」(deka hemerai)に由来し、『十日物語』とも和訳される。1348年から1353年にかけて製作された。サブタイトルは「ガレオット公爵」で、アーサー王物語においてランスロットの不倫の恋を仲立ちしたキャラクターの名前から取られている。ボッカッチョはフィレンツェで成長し、家庭教師であるジョヴァンニ・ディ・ドメニコ・マッツオーリ・ダ・ストゥラーダによって早くからダンテの作品を学んでいたと言われている。代表作は1349年から1351年に書かれた『デカメロン』(十日物語)で10人が10話ずつ語り、全100話からなる。内容はユーモアと艶笑に満ちた恋愛話や失敗談などで、それぞれ『千一夜物語』や『七賢者の書』から影響を受けている。チョーサーの『カンタベリー物語』やマルグリット・ド・ナヴァルの『エプタメロン』(七日物語)などに影響を与えた。ラマンディエの演奏はポジティブ・オルガン、ハープ、ヴィエール、リュートを使った弾き語り。エステル・ラマンディエ(1946-)はフランスのプロヴァンス=アルプ=コートダジュールのサンラファエルの生まれ。父親の家族はルーマニアのピアトラ・ネアモ出身のユダヤ人。彼女は、アッシリアとセファルディのユダヤ人の歌、およびスザンヌ・ハイク-ヴァントゥーラのヘブライ語聖書の聖歌の再現のスペシャリストである。1980年代になって彗星のごとく現れて活動したフランスのシンガーで一人でポジティブ・オルガン、ハープ、ヴィエール、リュートなどの楽器を弾きながら古い伝統歌曲を弾き語りで歌う歌手である。大半がソロ録音だが時にEnsemble Vocal Guillaume Dufayなるグループで録音する場合もある。澄んだ高い幻想的とも言える個性的な声質を武器にミステリアスな雰囲気を持ち、エキゾチックで独自の世界感を持つ。ファンは多いようである。このLPには「デカメロン」と同時代の中世イタリアの音楽が集められている。作者不詳が6曲、ロレンツォ・ダ・フィレンツェが4曲、ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェが4曲、フランチェスコ・ランディーニが1曲。全15曲入り。トーマス・ガリアによる1980年2月の録音。

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