商品コード:1288-040p[Le Club Français Du Disque] S.ミルドニアン(hp) G.ドヴォ指揮パドルーo / M.デュボスト(fl) C.イヴァルディ(cemb) / ヘンデル:Hp協奏曲Op.4-6 HWV.294a, バレエ組曲「テルプシコラー」 他
商品コード: 1288-040p
商品詳細:ヘンデルのハープ協と言えば、まずこれである。TVのCMでこの曲が使われた某メーカーの頭髪の健康に効く柑橘エキスとして、「××楼」という品。この曲を聴くと、どうもあのCMが頭に浮かんで困るが、それを忘れて聴き入るなら、このフランスの無名のメンバー達の演奏は、素直に心に響く。作為の無い清らかさがある。B面のデュボストとイヴァルディの3曲のFlソナタ、Op.1(9/11番)とハレ・ソナタ2番も素晴らしい!B面だけの為に購入しても損はない!このハープ協奏曲はHWV.294aは後に6曲のオルガン協奏曲Op.4として出版されたとき、ヘンデル本人が編曲した別稿がその第6番(HWV294)として収録された。ヘンデルは当初より独奏ハープのための協奏曲として作曲していて、世界最初のハープ協奏曲であると言われる。1736年に初演された。初演から2年後の「6つのオルガン協奏曲Op.4」の6番として再び顔を出した曲で、ハープ協奏曲がオリジナルでオルガン協奏曲Op.4-6が編曲であるが、分類上オリジナルにaが付くHWV.294aになる。逆に編曲された側がオリジナルであるかのようなHWV.294を使っているので番号で勘違いしてはならない。2曲目の組曲「テレプシコラー」だが、ヘンデルにテレプシコラー又はテレプシコールというバレエ音楽は存在しない。これは恐らく有名な歌劇「忠実な羊飼い」 HWV 8に対して上演の際に本人が1734年ロンドンの コベントガーデンシアターでの上演の際にプロローグ(序幕)として用意した1回限りで付け足したバレエ音楽だったと思われる。Terpsicoreの語源はギリシャ神話に登場する女神の一人で本歌劇を盛り上げるための曲であったが定着することはなく、その後の上演や録音で使われれることはなかった。しかし優雅な管弦楽曲の為、このように独立した「バレエ組曲」として間奏曲のような形で定着したようだ。従ってヘンデルの作品目録には登場しない幻の作品である。B面はM.デュボスト(fl)C.イヴァルディ(cemb)によるフルートのチェンバロの為の室内楽3曲である。
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