商品コード:1289-058[Le Club Français Du Disque] O.メシアン(pf) J.パスキエ(vn) E.パスキエ(vc) A.ヴァセリエ(cl) / メシアン:世の終りのための四重奏曲
商品コード: 1289-058
商品詳細:メシアンの室内楽の中でも傑作の一つであるこの曲は、彼がドイツ軍の捕虜として投獄中、檻の中で書いたいわく付の曲。通常のSQではなく、Vn/Vc/Pf/Clの四重奏。1940年の作品。戦争に対する絶望的気分を表した作品とされているが、現代曲にあってとても美しい。現代旋律を持っていて、作品として鑑賞に堪えうる素晴らしい内容。ピアノは本人が担当し、パスキエ兄弟が参加。今となっては、大変なメンバーである。モノラル録音!メシアンというと難解な曲という印象を持たれる方が多いが、中でも「世の終りのための四重奏曲」は特別にメジャー作品と同等に聴かれる曲で室内楽ファンには定番曲といっても差し支えない曲となっている。現代作品らしさも味わいつつ、「世の終り」という意味深な内容に関して考えることも良い切っ掛けとなる作品。Le Club Français Du Disqueでは録音に際して作曲者であるオリビエ・メシアンをピアノに、弦楽部はパスキエ・トリオ~リーダーでヴィオラのピエール・パスキエ(1902-1986)を除く(この曲ではヴィオラは登場しない)二人であるジャン・パスキエ(Vn・1903-1992)とエティエンヌ・パスキエ(vc・1905-1997)が参加。クラリネットにアンドレ・ヴァセリエという4人で演奏。ここまで豪華なメンバーでの録音はあり得ないレベルである。「世の終りのための四重奏曲」ではこの1枚があれば後は考える必要がないと言えるほどの説得力100%の決定盤である。中でもアンドレ・ヴァセリエによる長いクラリネット・ソロが圧巻!歴史的意義があるだけではない優れた音質の1956年モノラル録音でモノラル・オーディオファイルプレス!
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