商品コード:1289-056p[Le Club Français Du Disque] D.エルリ(vn) S.ボド指揮チェント・ソリo. / ハチャトゥリアン:Vn協奏曲 ニ短調, 剣の舞
商品コード: 1289-056p
商品詳細:ドゥヴィ・エルリの真骨頂が味わえるハチャトゥリアン。その時期に入れた数枚のLPの完成度は非常に高く、今はどれも高額になってしまった。ステレオ期に入り、ADESやINEDITS等にも録音を残すが、ついにモノラル期のエネルギーが保たれることはなかった。このクリュブ・フランセ録音は、エルリのデュクレテ時代のすぐ後で、まだ充分、当時の力が残っている。誰より情熱的に熱く弾きまくる、真のエルリの姿をとらえた貴重な録音。プレスが多い為ドゥヴィ・エルリの高額で知られるVn協奏曲の中で最も安価で入手できる1枚。ドゥヴィ・エルリ(1928-2012)はパリ生まれのヴァイオリン奏者。パリ音楽院でジュール・ブーシュリに師事。1955年、ロン=ティボー・コンクールで優勝、その年に初来日している。1980年代以降、度々日本を訪れ、多くの音楽祭に出演したり後進の指導にあたった。2012年2月、交通事故によって死去。但しエルリのことが知られるようになったのは2000年頃からではないだろうか。一部のモノラル初期LPが高騰し、エルリの盤にも高値が付くようになり始めてからと思われる。特にラロの「スペイン交響曲」の圧倒的なソロはアンゲルブレシュト指揮もあって一度でも聴いた方には強烈な印象が残ったことだろう。燃え滾るようなアグレッシヴながら自由度の高いスタイルは個性豊かであり、誰とも似ていない。クライスラーの小品やバッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲も録音している。ハチャトゥリアンは1956年の録音で指揮者/オケの関係からかLe Club francaise du Disqueの録音である。このレーベルにはバルトークの「ラプソディ第1/2番」(レコード番号: 4 )の録音もある。美音を隠すこともなくラテン的に鳴らした、よく歌うソロが印象的だがデユクレテ・トムソン時代の前のめりのような若さは後退して、落ち着いた雰囲気を出している。弱音部で艶やかな妖しいビブラートを振りまき、曲の持つ不思議なイメージをいっそう掻き立てる名演だろう。協奏曲が始まる前のトラックに3分程度の有名なバレエ『ガイーヌ』~「剣の舞」が元気よく演奏され、ハチャトゥリアン気分を盛り上げての前座を行った後でエルリの出番となる。Le Club Français Du Disqueはプレスが多くDucretet Thomsonなどよりかなり割安で購入可能!
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