商品コード:1289-035[COLUMBIA] E.シュヴァルツコップ(s) W.ジュスキント指揮 , C.ルートヴィヒ(ms) H.ヴァルベルク指揮フィルハーモニアo / オペラアリア集/タンホイザー, 魔弾の射手, ローエングリン
商品コード: 1289-035
商品詳細:1959年頃の発売。英国では「ロマンチック・ヒロインズ」のタイトルが付く。シュヴァルツコップのワーグナー、ウェーバー等のアリア等。B面の2曲目はC.ルートヴィヒ(ms)が参加。これのみH.ヴァルベルクの指揮で、他はW.ジュスキントが指揮。英国録音。彼女のナイーブでデリケートな声に合わせて、オケも気を使っている。現ポーランドで生まれた彼女は、K.ベームに認められ、Col社の名プロデューサー、ウォルター・レッグと結婚。'92年英国女王エリザベス2世からDBE(女性のナイトの称号)を贈られた。エリーザベト・シュヴァルツコップ(1915- 2006)は、当時のドイツ帝国・プロイセン王国ポーゼン州(現ポーランド、ヴィエルコポルスカ県のヤロチン)の生まれ。20世紀後半を代表するソプラノ歌手の一人として、重要性はマリア・カラスに匹敵するとみなされている。英国の市民権を得て、英国で叙勲されていることから、英語読みでデイム・エリザベス・シュワルツコフ DBEと表記されることがある。カラヤンがウィーンにいた当時に、英国EMI(„His Master's Voice“, HMV)のプロデューサーでフィルハーモニア管弦楽団の創設者でもあるウォルター・レッグにシュヴァルツコップを紹介した。声を聴いたレッグはレコード録音の契約を申し出た。それ以来レッグは彼女のマネージャーと音楽上のパートナーを務め、仕事上の協力関係は個人的な関係にも発展し、1953年10月19日にイギリスのサリー州のエプソムで2人は結婚した。レッグとの共同作業によって、独自の歌唱スタイルを形成していった。彼女のレパートリーは常に19世紀と後期ロマン派のドイツ歌曲の伝統に忠実であった。1979年3月17日にチューリッヒで最後のリサイタルを行った。その後は教育活動に専念する。膨大な量の録音を残すが、黄金期は限られており、1950年代~1960年代の20年間だろう。中でもステレオが開始された1960年前後の録音はどれも、「美しい声を持つ最高の歌手の一人」という評価を肯定するものである。
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