商品コード:1290-058[DECCA] E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo. / ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」
商品コード: 1290-058
商品詳細:古くから、アンセルメの代表作の一つ。アンセルメの名を世に轟かせた盤である。緊張感の高い出だしから、きめ細やかな情景描写。おどろおどろしささえ感じるドスの効いた低音と、クリアーな中音域のコントラストが素晴らしく、そのあと盛り上がりは、迫力こそ大きいが、決してうるさく感じない凄さ。これぞオーディオファイル・レコードの一つの頂点であると感じた。英ED1は超高額。ほとんどが再版。録音が良く、英ED1でなくとも驚くような高音質が楽しめる!アンセルメが「火の鳥」を録音する切っ掛けとなったのは、アンセルメがストラヴィンスキーと出会ったのはカフェで、意気投合した2人は当時ストラヴィンスキーが活動の拠点としていたロシア・バレエ団「バレエ・リュス」の創設者「ディアギレフ」に紹介をいたという出会いから始めなければならない。「バレエ・リュス」はストラヴィンスキーとは切っても切れない縁で名作の多くがディアギレフからの依頼による作品である。アンセルメはストラヴィンスキーを通じてディアギレフの信頼を得て専属の指揮者となる。アンセルメが「バレエ・リュス」と初演を行なった有名な曲はプロコフィエフの「道化師」、ファリャの「三角帽子」、サティの「バラード」などがあり、中でもストラヴィンスキーの作品は例え初演でなくとも録音などを通じて世界に発信され、ストラヴィンスキー作品のスタンダードとして世界を代表する指揮者へと上ってゆくことになる。このバレエ音楽「火の鳥」は1955年のバレエ版としては当録音が世界初録音となった。「火の鳥」といえばDECCAのアンセルメとなる程スタンダード且つ完璧な演奏であり、オーディオファイルプレスとして超が付く高音質録音で一世を風靡した録音といえる。以降アンセルメはストラヴィンスキーの最大の理解者となり、ストラヴィンスキーの音楽を完全に表現した指揮者としてDECCAに多くを録音してゆく事になる。この録音を超える他の指揮者がなかなか見つからないのは当然と言えよう。
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