商品コード:1290-019[Le Club Français Du Disque] T.シュティヒ・ランダル(s) K.リステンパルト指揮ザール室内o. / ランダル・レシタル/モーツァルト, ヘンデル, シューベルト
商品コード: 1290-019
商品詳細:これぞ名盤。リステンパルトの指揮で、誰が歌ってもサマになる土台が作られているが、ランダルとくれば良いものが出来るのも当然と言えよう。A面をたっぷり使いK.165をいかにも宗教曲らしく仕上げたランダル。余白K.427のアリア「ラウダムス・テ」も素晴らしい。多少クセのあるランダルだが、ここでは出来るだけ抑えて神聖な気分で歌い上げる。B面はヘンデルとシューベルトの宗教曲。モノラル/ステレオ同時発売。CFDの場合どちらも甲乙付け難い良さがある。テレサ・シュティッヒ=ランダル(1927-2007)は米国生まれのソプラノ歌手。ランダルはフルブライト奨学金でヨーロッパに旅行し、そこで彼女は歌手として名を馳せ、後にドイツに帰化。生地の音楽学校とコロンビア大学で学び、在学中から舞台に立ったが、本格的なデビューは1949年、トスカニーニ指揮による「アイーダ」の放送録音だった。1951年に渡欧し、フィレンツェ五月祭に出演して成功、ウィーン国立歌劇場を拠点として活躍。アメリカ人として初めてオーストリアの宮廷歌手となる。1951年にフィレンツェのウェーバーのオーベロンでヨーロッパデビューを果たす。彼女は人魚を演じ、ボーボリ庭園の噴水で泳いでいる間、歌って聴衆を驚かせせた。彼女は翌年ローザンヌでのコンテストで優勝している。これにより、スイスのバーゼル・オペラに出演することになる。彼女はウィーン国立歌劇場とザルツブルク音楽祭で定期的に演奏した。1955年から、彼女はエクスアンプロヴァンスの夏のイベントに定期的に参加。ドン・ジョヴァンニのドナ・アンナとフィガロの結婚の伯爵夫人の役がフランスで高く評価された。モーツァルトのリリックな役からイタリア・オペラまで広いレパートリーを持つ。1959年に来日。これはタイトルに「Récital Teresa Stich-Randall」とある通り、ランダルのリサイタル風アルバム。ランダル好きには欠かせない1枚!
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