商品コード:1290-016[Le Club Français Du Disque] P.マカノヴィツキー(vn) K.リステンパルト指揮ザール室内o. / モーツァルト:Vn協奏曲3番K.216, 4番K.218
商品コード: 1290-016
商品詳細:1961年5~6月クリュブ・フランセ録音。ヴァイオリン奏者、ポール・マカノヴィツキー( 1920 - 1998)は20年前には殆ど知られていなかった1920年ストックホルム生まれのロシア人。パリでJ.ティボーとI.ガラミアンに師事。1929年、既に9歳にしてパリでデビュー・リサイタルが行われた、天才と言わしめたヴァイオリニスト。1937年にはニューヨーク・デビュー。大戦中は軍人としても戦い、戦後は米国に帰化。ジュリアードをはじめ、いくつもの米国の大学で教授職となる。最も有名な彼のバッハは1954年に出会ったピアニスト、ノエル・リーとのデュオ(他にベートーヴェン、ブラームス)だが、モーツァルトの協奏曲はこの2曲(1枚)しか無い(関連曲としてコンチェルトーネ:K.190あり)。しかも指揮はあのリステンパルト。音楽のミューズは最初モーツァルトに微笑み、その次にマカノヴィツキーに微笑んだ。これは本当だと思う。天上から舞い降りた作品を今度は天上へお返しするような演奏にはなかなかお目に掛かれない。言葉では語れない感覚の世界。聴けば分かるという世界。聴いた人は幸福をミューズから与えられるに違いない。一言で言って許されるなら、恍惚に誘われる官能美!!ステレオも存在するがかなり希少で超高額となる。
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