商品コード:1293-051[FY] T.デュソー(pf) / ラモー:クラヴサン曲全集-1
商品コード: 1293-051
商品詳細:イヴォンヌ・ルフェビュール(1898- 1986)とともにこのFYレーベルには欠かせない美人女性ピアニスト、T.デュソー。ラモーを全5枚に入れていて、これはそのVol.1と思われる。チェンバロで演奏されることの多いラモー。これだけ多くの録音をピアノで行った人はほとんどいない。ラモーはフランス最大のバロック作曲家。オペラにも力を入れたが、クラヴサン曲集が一つの偉業と言える。A面がクラヴサン組曲集・第1番・第2組曲、B面がクラヴサン組曲集・第2番・第3組曲。実に優雅なピアノの表情だ。フランス人らしいピアニズム。M.メイエルの録音が偉大過ぎて挑戦するピアニストがなかなか現れなかった。T.デュソーは新しい感性で現代感覚も取り入れた軽快な演奏で違いを際立たせる。テレーズ・デュソー(1939-)はフランス・ヴェルサイユで生まれ、パリ音楽院でマルグリット・ロンとピエール・サンカンに、ドイツでロシアのピアニスト、ウラジミール・ホルボウスキーにピアノを学んだ。彼女はパリ国立高等音楽・舞踊学校、ドイツ、シュツットガルト州立大学芸術で賞を獲得している。1957年に彼女はピアノのARD国際音楽コンクールで一等賞を受賞した。卒業後、コンサート・ピアニストとして国際的なキャリアをスタートしシャルル・シェーヌのピアノ協奏曲やレオン・モラヴィエフのストローフィ、アンティストロペー、エポードなどの現代作品も演奏している。1987年から1995年まで、セヴェンヌ・フェスティバルの芸術監督を務めた。1988年から2000年の間、彼女は夏の大学で、マスタークラスを米国、ロシア、ドイツ、ウクライナで教えた。彼女の生徒の中には、ピアニストのパトリック・レヒナー、エリフ・シャヒン・ネスウェダ、ニーナ・プレシチェク、ピーター・シェディング、フェリックス・ロマンキエヴィチ、アスル・クルチ 、ソラ・ディーツィンガー、浅野まゆみがいる。デュソーは、チャイコフスキー国際コンクールとホロヴィッツ・コンペティションでも審査員を務めた。ARIONにハイドンのソナタ集の録音もある。ラモーはラモーの鍵盤曲全集で1977年から1979年までと、1981年から1983年までの録音で計5枚分の録音を残している。これだけ纏まったシリーズはM.メイエル以降は殆どなかった。2020年4月時点で健在が確認されている。2023年11月時点で現在84歳。
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