商品コード:1293-037b[DECCA] Z.メータ指揮ウィーンpo. / 前奏曲集/リスト:交響詩, ワーグナー:ローエングリン(2曲), パルジファル, マイスタージンガー
商品コード: 1293-037b
商品詳細:メータ初期録音。ウィーンpo.を振る。英SXLの入荷は一度もない。1967年の発売。仏プレスとは言え、なかなかの音質で、胸を張れるオーディオファイル!ウィーンpo.の洗練された音がたやすく出てくる。本当に文句なしの痛快な音質。メータといえどもウィーンpo.を振れば、これだけの演奏が出来るという一つの証になる録音。大袈裟過ぎないが、こじんまりはしない。中庸の美がある。ワーグナーも、これだけの音質でよく知るメロディーが聴けるのは嬉しい限りだろう。ズービン・メータ(1936-)はDECCA初の有色人種の大物指揮者。インド、ボンベイのゾロアスター教徒の家庭に生まれる。1954年にウィーン国立音楽大学に留学し、指揮法の名教師として名高いハンス・スワロフスキーに指揮を学ぶ。1958年にリヴァプールで行われた指揮者の国際コンクールで優勝し、一躍注目される。1959年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してデビューし、大成功を収める。1968年からイスラエル・フィルハーモニーの音楽顧問に就任して注目を集めDECCAとの契約に至る。DECCAの歴代指揮者たちと比較すれば同等とは言えないにしても、EMI系やDGGの1970年代録音を眺めてみればメータの活躍は目覚ましいものがある。DECCAが選んだ指揮者である。しばらく前までは実演を聴くことのできる最後の大物だった。これは1966年のメータの初期録音である。日本ではこれら録音によってメータの名声は一気に高まったと思われる。録音も当然良いが当時1960年代のヴィンテージLPなど日本にあるはずもなく、これが最高ランクのスケールで鳴る管弦楽録音の一つであった。カラヤンのDECCA録音は勿論素晴らしいがSXLは高額。1万円以下でこれだけの音質でオケを聴くことができる!メータの録音の中でもこれはトップランク!
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