[DECCA] P.マーク指揮ロンドンso. / モーツァルト:交響曲32番K.318, 38番「プラハ」K.504

[ 1294-021 ] Mozart, Maag, London Symphony Orchestra – Symphony No. 32 / Symphony No. 38 "Prague"

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商品コード: 1294-021

作品名:モーツァルト:交響曲32番K.318--Allegro Spiritoso--Andante-- Tempo 1, 交響曲38番K.504「プラハ」-- Adagio - Allegro-- | -- Andante-- Finale - Presto
演奏者:P.マーク指揮ロンドンso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5518
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのモノラル・オリジナル】---銀外溝, 12時にMade in England, 厚手(グルーヴガード以前の厚手盤), 表記されたレコード番号:LXT 5518, Tax Code:E/T(1959年4月~1960年8月を示す), Rights Society:なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:ARL 4405-1A/ARL 4406-2A (ラウンド大文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARL***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):U/B, 再補助マトリクス(9時):21./1, カッティング担当者:イニシャルAのGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー), 1950年代製造のスタンパーによる1959年頃製造分, 金ツヤ内溝レーベル存在せず, これより古いモノラルレーベル存在せず, モノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在するか不明(1A-1Aがある?), RIAAカーヴである, ステレオ存在する(超高額), 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.Surrey, U.K, モノラル・オリジナル, original for mono
ジャケット:【英国でのモノラル・オリジナル】---ラウンド折返表コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:LXT 5518, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:A.W. 59.5, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:A.W. 59.5(当ジャケットである・一致), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:A.W.はA. White & Co. Ltd., 英国でこれより古いモノラルタイプ存在せず, 英国でのモノラル・オリジナル, original for mono
トピックス:【入荷2度目のモノラル・オリジナル】---1959年1月24-28日ロンドン・Kingsway Hall, London・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師: Kenneth Wilkinson, プロデューサー: Erik Smith, 編集/カッティングマスター:Guy Fletcher(モノラル)/Stanley Goodall(ステレオ), 英国では1959年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年英DECCAからモノラル:LXT 5518(当装丁)にて初リリース, ステレオ:SXL 2135(ED1レーベル)にて初リリース, ステレオは超高額LP, モノラルも負けず希少盤!2枚しかないマーク指揮モーツァルト:交響曲録音の一つ!, これは当社入荷2度目のモノラル・オリジナル, モノラル・オーディオファイルプレス!演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ペーター・マークのモーツァルト:交響曲録音は決して多くなく、モノラル期にスイス・ロマンドo.とDECCAに入れた28番/29番、ロンドンso.の32/38番のモノラル/ステレオ録音の4曲2枚だけという寂しい状況である。これはステレオも存在する2曲入りでモノラルといえどもかなり希少で、ステレオED1に至っては最近5万円を超える価格らしい。ステレオのSXL 2135は確かに音は良いがどこか人工的な印象が強く、LXTの方が良いという声を多く聞いている。全くその通りだろう。6000番台ではステレオの音質も落ち着くが2000番台ではバラつきが多く、この録音ではエコー感が強すぎる印象を持つ方が多いようである。実際SXLからLXTに買い替えた方の話である。LXTなら腰の座ったパンチのある音で必ず満足いただけると信じる。ペーター・マーク(1919 - 2001)はスイス東北部ザンクト・ガレン出身の指揮者。バーゼル大学とチューリッヒ大学で高名な神学者、カール・バルト(1886~1968)に神学と哲学を学ぶ一方、ポーランドの作曲家チェスワフ・マレク(1891~1985) に作曲とピアノを学び、アルフレッド・コルトー(1877~1962)のマスタークラスに参加した。19歳の時にはルツェルン音楽祭のトスカニーニ指揮、ヴェルディのレクイエムでアシスタントを務める。また指揮をエルネスト・アンセルメとヴィルヘルム・フルトヴェングラーに師事。スイス・ロマンド管弦楽団でアンセルメのアシスタントを務め、また、二人の全くタイプの異なる巨匠に学んだことで、マークのスタイルは完成されたと考えられる。1955年ボン市音楽監督就任、1964年ウィーン・フォルクスオーパー音楽監督就任等のポストを得る。DECCAへのこれらの録音で、モーツァルトとメンデルスゾーンのスペシャリストとして世界的な名声を得ていった。禅に傾倒し、1962年から2年間香港で禅僧として修行したという、指揮者としては異色の経歴の持ち主。録音は決して多くはないが、アンセルメのスタイルを引き継いで演奏したモーツァルトは、アンセルメが殆ど録音しなかったモーツァルトをまるでアンセルメの演奏であるかのように感じさせるものである。しかしそこにモーツァルト弾きとして、ペーター・マーク独自の感性が加味されたことで「ペーター・マークのモーツァルト」という独自の世界、ブランドを作り上げたと言ってよい。デビューは1950年にDECCAに既にモノラル録音を入れている。1960年代前期にDECCAからDGGに移籍した。パイネマン(vn)と共演したドヴォルザーク、米VOXへ録音したモーツァルトとシューベルトがある。ヨーロッパ楽壇復帰後の1964年にはウィーン・フォルクスオーパーの常任指揮者となり、1969年にはミラノのスカラ座にデビュー(マスネの《マノン》)、1972年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場にデビューした(《ドン・ジョヴァンニ》)。同じ年にはパルマ王立歌劇場の芸術監督、1974年にはトリノ王立歌劇場の芸術監督に就任し、同時にフェニーチェ劇場でも指揮を執り、《トリスタンとイゾルデ》や《こうもり》などオペラのレパートリーで成功を収めることになる。日本で特別高い人気を誇る理由は1981年から1995年にかけて6度の客演を行った東京都交響楽団との演奏会である。マークのキャリアはDECCAの香港以前と、香港以降のオペラ録音に大別される。なんといってもDECCA録音は印象的であり、マークにしかできない香港以前のモーツァルト演奏は今となってはお宝である!

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