商品コード:1294-008[DECCA] K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o. W.クロツィンガー(vn) U.コッホ, Vアゾネ(va) S.バルヒェツト(vc) 他/ バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集(全6曲)B.1046~B.1051
商品コード: 1294-008
商品詳細:1958年録音の2回目ブランデンブルク協奏曲(全6曲)。それぞれのステレオオリジナル番号はどれも高額となっている。モノラルも大変高音質録音でモノラル・オーディオファイルプレスである。録音は全てスイス・ジュネーヴとドイツ・シュトゥットガルトで行われた。ブランデンブルク協奏曲のヴァイオリンはクロツィンガー。初回モノラル録音より2回目の方がモノラル、ステレオ共にプレスが少なく、入手が困難な録音である。英国DECCAもバッハに関しては、ドイツの専門家に当時からお任せだったことが窺える。白羽の矢が立ったのはカール・ミュンヒンガー(1915 - 1990)、シュトゥットガルト生まれ。ライプツィヒでヘルマン・アーベントロートに指揮を学び、1945年にシュトゥットガルト室内管弦楽団を結成、ヴィヴァルディ『四季』の、世界で初めてのレコード録音を行いベストセラーとなった他、バッハなどのバロック音楽の清新な演奏で世界的名声を得た。DECCAで最初のブランデンブルク協奏曲も1950年リリースでLXT 2501というLP1号の番号を持つ。ステレオ期に入っても勢いは止まらず、バッハやバロック作品で圧倒的な録音群を残した。1960年代後期より古楽器演奏が台頭し人気は衰えたが、バッハの主要作品の初期録音は今以て金字塔と言える。初回録音の濃密な雰囲気からガラリと変わり、清々しいまでの見通しの良い、すっきりとしているがソリストたちにしっかり歌わせ、堅牢な構築は流石のミュンヒンガーである。初回とは全く異なるスタイルなので、何方か一つというものではない。何方もミュンヒンガーの音楽であり、この後ウィーンpo.等を振ってDECCAの看板指揮者として貢献してゆく過程を理解できる。ステレオはバラ3枚で、モノラルはバラ2枚で発売された!箱物も存在するが再版となる。モノラルはステレオの陰に隠れたプレスだが驚くほど素晴らしい音が出て正にモノラル・オーディオファイルプレス!初回録音をお持ちの方に是非!
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