商品コード:1299-052p[DECCA] C.シューリヒト(1番), K.ベーム(8番)指揮ウィーンpo. / ベートーヴェン:交響曲1番Op.21, 交響曲8番Op.93
商品コード: 1299-052p
商品詳細:DECCA初期録音。LXT 2824という番号で1番がシューリヒト、8番がベーム、2曲とも1953年5月のウィーンでのモノラル録音。2番も同じ時期に録音している。DECCAではE.クライバーが入れなかった曲を何人かで分けあった事で最初のベートーヴェン交響曲全集を完成している。マイナーな1番だが、やはりシューリヒトの手にかかると颯爽とした良い曲だ。早めのテンポで颯爽と仕上げている。片面はベームの8番。ベームのDECCA録音も貴重だが、役者としてはシューリヒトが焦点となるのは言うまでもない。それでもこの時期では重厚かつ躍動感のある良い演奏だ。やはりシューリヒトの演奏は別格。もちろんベームのDECCA録音も凄い!シューリヒトのDECCA録音のベートーヴェン交響曲は1953年に1/2番の2曲がウィーンpo./1949年パリ音楽院管o.と5番の3曲の録音がある。DECCAでは不完全燃焼で終わったかに見えたシューリヒトだがウィーンpo.とは相性が良く、団員達からの信頼は非常に厚かったという。1949年の5番は流石に音が悪く、シューリヒトの真価が見えにくかったが1953年の1番は音も良く、ベートーヴェン交響曲1番という曲の仕上がりで最高ランクといって間違いではないだろう。ウィーンpo.をここまでで機敏に、また力強く鳴らす力量が聴き所!
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