商品コード:1299-036[COLUMBIA] T.ゴッビ(bs) ミラノ スカラ座歌劇場o.cho. T.セラフィン指揮 他 / スカラ座のゴッビ・オペラアリア集/レオンカヴァッロ, ヴェルディ, プッチーニ
商品コード: 1299-036
商品詳細:ティート・ゴッビ( 1913 - 1984)はイタリア・バッサーノ・デル・グラッパ生まれのバス/バリトン歌手。演技派として知られる。パドヴァ大学にて法学を学んだ後ジューリオ・クリーミ(it:Giulio Crimi)に声楽を学ぶ。オペラ歌手としてのデビューは1935年、ベルリーニ作曲『夢遊病の女』のロドルフォ伯爵。1942年からはミラノ・スカラ座の舞台も踏み、終戦後に国際的な活躍を開始した。1950年代から60年代にかけては、ローマ歌劇場、60年代の後半からはシカゴ歌劇場を主な拠点として活躍、多くの新作オペラの初演にも加わった。1959年には来日している。1979年には舞台から完全に引退。一方で1960年代からはオペラの演出も行い、また晩年は後進歌手の育成にも努めた。ここにも一部収録された『トスカ』のスカルピア役では1953年のスタジオ録音全曲盤(ヴィクトル・デ・サバタ指揮、マリア・カラス、ジュゼッペ・ディ・ステファーノ共演)が今日でも名盤の誉れ高いほか、イヤーゴ役に関して1959年東京でのマリオ・デル=モナコとの共演、スカルピア役で1958年パリおよび1964年ロンドンでのカラスとの共演(ただし第2幕のみ)がそれぞれ映像で残されており、彼の演技の素晴らしさをうかがわせる。また第二次世界大戦終戦直後には多くの映画にも主演しており、中には女優ジーナ・ロロブリジーダと共演したフィルム数本もある。マリア・カラスの公私にわたった良き友人の一人としても知られ、彼女の人柄、エピソードや芸術性に関して多くのコメントや著述を残している。。バスのボリス・クリストフは義兄弟。これは1953年頃から1957年頃までにEMIグループCOLUMBIAレーベルの録音された中から特にゴッビがソロを歌った部分を集めたティート・ゴッビのオペラ・アリア集である。編集盤であるが、歌手にとってこのような1枚が作られることは栄誉なことであり、バス/バリトン歌手には少ない事から、英COLUMBIAでは評価された歌手であったことが窺える。ゴッビは嫌味の無い声質であり、声域もバス程低くなくバリトン歌手としても十分活躍できた歌手である。入荷の少ない男声歌手のオペラ・アリア集である。
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