商品コード:1299-008[Archiv Produktion] K.リヒター(cemb/指揮) A.ニコレ(fl) O.ビュヒナー K.グントナー(vn) 他/ バッハ:音楽の捧げ物B.1079
商品コード: 1299-008
商品詳細:1963年ミュンヘン。Archiv Produktionで「フーガの技法」B.1080をヴァルヒャにさらわれたリヒターは、1953年に自身が創設したミュンヘン・バッハ管弦楽団名プレーヤー達を集めて、ARCHIVで最初の「音楽の捧げ物」B.1079の録音を担当。冒頭はCembソロ。2曲目のカノンでVn、Va、次第に第2Vnと弦楽だけの美しい合奏が続く。少しずつ楽器が増えて、スケールアップ。音楽も熱を帯びる。全体に貫かれたバッハらしい厳格な空気。考え抜かれた構成。シンプルにして動かしようのないCembの支柱が、演奏全体を格調高く引き締める!なかなかの名演!オーレル・ニコレのフルートが澄んだ音でいい味わいを出している。古楽器ではない伝統スタイルではかなり良い演奏だと言える。シンプルにして厳格で冒頭の3声のリチェルカーレはビルグラムによるチェンバロ・ソロによる演奏。器楽メンバーはカール・リヒター(チェンバロ、指揮)、オーレル・ニコレ(フルート)、オットー・ビュヒナー(ヴァイオリン)、クルト・グントナー(ヴァイオリン)、ジークフリート・マイネッケ(ヴィオラ)、フリッツ・キスカルト(チェロ)、ヘトヴィヒ・ビルグラム(チェンバロ)の7人による演奏。リヒターは1台のチェンバロ用の曲を全てビルグラムに任せており、彼がチェンバロを弾いているのは、最後の方の3曲(2台のチェンバロによる4声の謎カノン、トリオ・ソナタ、無窮カノン)のみである。古典的な名演といえるだろう。
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